発熱したからとすぐに病院に連れていき検査をしても、陽性反応は出ません。うなされる我が子を心配しながら夜が明けるのを待ちました。案の定、弟もインフルエンザになったため保育園に連絡し、母子で1週間近く家に籠る日々がスタートしました。

仲の良いママから「ひどいこと言われているよ」と連絡が来る

幸いインフルエンザの症状は軽かったものの、解熱後3日間は外出はできません。少しずつ元気になってきている2人のかたわらで在宅でできる事務処理を行っている最中、ママ友のBさんからLINEに連絡が届きました。お兄ちゃん同士が同じ小学校に通い、保育園の年長組に妹がいる6年以上の付き合いがあるママです。

「インフルエンザ大丈夫?」という内容かと思い、スマートフォンを見ると思いもよらないない言葉が書いてあります。保育園のママがHさんのことを憶測であれこれ言っているから気をつけて、という内容でした。

保育園のママ同士は、仕事をしていることもあり基本的に浅い付き合いです。しかし、噂を流していたMさんはリーダー格として振る舞いたいタイプで、色々な人とLINE交換をしていました。

面倒なことに巻き込まれたくないと考えたHさんはMさんとは距離とっていました。その保育園に子供を通わせるのは2人目ということもあり、先生方と親しげに会話をする自分を疎ましく思っていると感じたからです。

普段から接点のないMさんが自分に対してどんな内容を発信しているのか、Hさんは不思議でなりませんでした。