投げやり気味にチケットを購入し、間違えに気がついたのは出発2日前にしました。案の定、前日は帰省のピークで家族全員分のチケットを購入するのは不可能。
「どうして早く気がつかなかったの」と義母に嫌味を言われたそうですが、正月明けのCさんの様子を毎年見ている小学校高学年の長女がフォローをし、大事にはならなかったそうです。
イベントの予定を入れる
小学生以上の子供がいると、年齢に応じて習い事や自治体、NPO法人が主催するスキー教室など冬休みのイベントに参加できるようになってきます。
夏休みに比べて休暇が短いこともあって年末年始前後に実施されることが多く、それを口実に「今年の滞在は短くなります」と言うことができます。遠出が必要なイベントが締め切りになっていたり、費用対効果が合わない時は近場で行われるイベントを探し、さり気なく子供に見せてみましょう。
子供が参加したがっていたら、「今年はこのイベントに参加してからおばあちゃんのところに行こうか」など声をかけ、予定を埋める方向に持っていけます。
子供も成長していくと、おばあちゃんの家に行くことより楽しいことを見つけるようになってきます。この方法で上手くいったのが、近所のDさん。
子供が小さい頃は4日間にも及ぶ滞在を我慢していましたが、成長するにつれて子供本人が田舎で何にもない夫の実家に飽きてきました。そこで、NPO法人が主催するイベントを教えると「これに参加してからおばあちゃんの家に行く」と主張し、4日間が3日間に変更になったそうです。
子供が帰省と天秤にかけて「今年は長居したくない」という状況に持っていけるよう、ひそかに子供の好きそうなイベントを探してみてはいかがでしょうか。