日経平均は一段上のステージに? 米株史上最高値で日本株も連れ高期待 【日経平均株価】テクニカル分析 2019年12月22日

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上院では与党の共和党が多数を占めるためトランプ氏が有罪となる可能性は低いものの、大統領選の再選を目指し、トランプ氏が支持率回復のために、米中の貿易交渉などを巡って想定外の言動に出る可能性があります。相場が振り回されることもあるので注意が必要です。

一段上のステージで値固めか

先週の日経平均の値動きをテクニカル面から振り返ってみましょう。11月の上旬以来、足元では23,500円~23,600円あたりで上値を抑えられる展開が続いていました。

ところが、前週末13日に、大きく窓をあけて上昇し、このあたりを突破し24,000円台まで上昇しました。

先週のポイントとしてはこの上昇分を維持できるかどうか、特に、13日に上昇した分の窓埋めで下落してしまうのではないかといったところでした。

結果的には先週は陰線が続いたもののローソク足の実体は短く、大きく値を下げる勢いはありませんでした。下値も、13日の安値付近で踏みとどまっています。

今週以降の動きはどうなるでしょうか。先々週に急上昇したことから、23,500円付近まで調整してもおかしくない展開でしたが、実際には下げ幅は限定的で、むしろ高値圏で下値をサポートされている印象があります。一段上のステージに上がったと見ていいのではないでしょうか。

ここからのシナリオとしては、先週の若干の下落を押し目買い好機と見て、反発の動きがあれば積極的に付いていきたいところです。上値メドとしては、バブル後最高値の、2018年10月2日の高値(24,448円)も視野に入ってきました。

ただし海外勢がクリスマス休暇に入ることから、銘柄によっては値動きが大きくなる可能性があります。流動性が低くなると価格がチャートのセオリー通りに動かなくなることもあります。わかりやすいチャートの形になるまで「待つ」のも一つの方法です。

下原 一晃

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執筆者
下原 一晃

マーケティング会社、リクルートなどを経て、PRプランナー・ライターとして独立。株式投資、投資信託をはじめとする資産形成や、年金、相続などに関する情報提供を行っている。あわせて、個人投資家がテクニカル理論を身に付けるためのヒントや知識の紹介にも取り組んでいる。日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト(CMTA)。