2019年も残すところあとわずかですね。今年は10月に消費増税というイレギュラーなイベントがあったため前年との比較は少々難しいですが、節約は順調に進んでいますでしょうか?
本記事では「節約がなかなかうまくいかない…」という方に向けて、明日からでも始められて、この先もずっと役に立つ「財布の使い方」をご紹介していきます。
工夫のポイントは食費にあり
財布の使い方をご紹介する前に、どのようなポイントを意識すれば家計を一変させるほどの節約につながるのかについて見ていきましょう。
総務省統計局が公表した『家計調査報告(家計収支編)平成30年(2018年)平均結果の概要』によると、2人以上の世帯のうち勤労者世帯の支出の内訳は、下の図のようになっています。
「消費支出」というのは、個人や家族が生活をし続けていくための必要な支出のことです。
図を見るとわかるように、消費支出のうち最も割合が高いのは「食費」なのです。