誘われる飲み会に顔を出すのは、良好な人間関係を維持して快適な職場環境をつくるためにある程度は必要なことでしょう。けれど、周りに気を遣うあまり精神的に疲弊してしまったり、連日の飲酒で体調を崩してしまったりというような、「自分の心身にとってマイナスになる」飲み会は、思い切って断る勇気を持つことも大切です。

また、自分や家族の将来のためにお金を貯めたいと思ったときには、毎月の収支のバランスを崩さないことが重要になってきます。飲み会が少ない月は貯金にまわすお金が十分に確保できて家計に余裕があるけれど、飲み会が多くなると出費がかさんで生活費に影響が出てしまう…といった状態は、あまり望ましくありません。

特に、「毎月カツカツでなんとか生活している」という人よりも、「普段の生活には特に不自由せず、買い物や外食、趣味などの娯楽を楽しむ程度の収入がある」層の人の方が、ついつい家計管理が甘くなって飲み代などの交際費が膨らんでしまう傾向にあるようです。

飲み会に誘われたときには、反射的に「参加します!」と応えてしまう前に、それが自分にとってプラスになるものなのか否かを考えて、取捨選択ができるとよいでしょう。

そうは言っても断りづらい!角が立たない上手な断り方とは?

では、具体的にどのような断り方をすれば、誘ってきた相手を不快にさせることなく穏便に済ませることができるのでしょうか。「上手な飲み会の断り方」のポイントをチェックしていきましょう。