通常、支払った保険料は保険会社が運用しています。その結果、運用率がよければ、払い込んだ保険料の合計額よりも多い満期保険金を手に入れられることがあります。ここに「貯蓄」の要素があるとして、このような保険を総称して「貯蓄性保険」と呼んでいるのです。

養老保険の他には、満期保険金がなく、解約返戻金が払い込んだ保険料合計を上回る可能性のある「終身保険」、親の万が一に備えつつ、子どもの入学時期に満期金を受け取ることができる「学資保険」なども「貯蓄性保険」にグルーピングされます。

20~30代にとっての貯蓄性保険とは?

社会人になると、「保険ぐらい入っておいた方がいいかな」と、生命保険への加入を検討する人は少なくありません。そんなときに「万が一に備えつつ貯蓄ができる」と聞くと、保険料が少々高くても「貯蓄性保険」は非常に魅力的に感じますよね。