その後、30年近く経つ現在でもその傾向は続いており、同調査の中にある「調査別にみた、夫婦の理想子ども数別子どもの性別組み合わせ」によると、1人の子どもを望む夫婦は、30.2%が男の子を、69.8%が女の子を望むという結果に。圧倒的に女の子が好まれる傾向があることがわかります。

先に述べた跡取りへの執着が時代と共に減り、また、住宅事情の変化から「元気な男の子は育てるのが大変」といったような話が一般的にされるようになった現代。また、一家庭で産む子供の数が減り「一人だけ産むのであれば育てやすい女の子」と考える夫婦が増加し、時を経て「みんな女の子が欲しいはずだ」という風に発展していったようです。

女の子は本当にラク!?女の子ママが抱える悩みとは

それでは、女の赤ちゃんを望み、希望通り女の子を出産した人たちは楽々育児を楽しんでいるのでしょうか。