たとえば、プロ野球選手の場合、ピッチャーとキャッチャー、外野手など、すべての守備ポジションにおいて一流になれるよう練習するでしょうか?

多くの場合は、自分のポジションは決まっていて、そこを重点的に鍛え上げるでしょう。プロ野球選手いえども、野球のすべてのポジションにおいて一流とは限らないのです。

このようなことは誰にでも当てはまります。営業が不得意なのに営業職を何年もしていたり、マーケティングが得意なのにマーケティングとは関係ない職に就いたりと、不得意な分野で何年も職に就くと結果も出にくくなってしまいます。

重要なのは「不得意な分野」と「得意な分野」を認識して、得意分野を伸ばしていくことなのです。誰にも負けない分野を探しましょう。

2. できるだけ手を抜く

年収400万円の人は与えられた仕事を消化することに集中している場合が多く、年収1000万円の人は「手を抜く」ことに全力を注いでいることが多いものです。

年収が高い人は多くの仕事を一気にこなしている人や、複数の事業を持っている人が多く、1つの仕事に多くの資本(時間、お金、労力)を使ってしまうと他の仕事に支障が出てしまうため、すべての仕事を最適化させるように資本の支出を減らす(つまり、手を抜く)方法を全力で考えるのです。

明日から、「緊急かつ重要な仕事」に多くの資本を投下できるよう、仕事のメリハリを意識してみましょう。