3. 常識を疑う

世の中の理不尽なことに対して、年収400万円の人は「社会はそういうものだ」と考えて、年収1000万円の人は「本当にそれで正しいのか」を考えます。

つまり、「常識を疑う力」が大切だということです。

最近でこそ少しずつ変わりつつありますが、たとえば「飲み会への参加」や「学歴社会」などは理不尽な常識だと考えることもできるでしょう。

若年層では価値観が多様化してきていますが、飲み会については多くの時間が浪費され、さらに大量のアルコール摂取は、翌日の仕事における生産性にも影響を与えることが多いのです。

学歴社会についても、学歴は「過去の学力」であるのにも関わらず、あたかも「今の実力」であるかのように扱われる面もあります。

また、自分がどれだけ大学で勉強しなかったか自慢する人もいますが、この風潮は極めて非合理的だと考えられます。学歴が高い人もそうでない人も、今、何か成果を出すうえでは「学歴」は関係ないのです。

このように世の中では理不尽なことが一見、常識のようになっていることが多いので、そもそも「常識は存在しない」と意識することも大切です。

そうすることで、他人に依存せず合理的な選択ができるため、人生において成果が出やすくなるでしょう。