年功序列が当たり前だったひと昔前、一度会社に就職したら、退職するまでそこで勤め上げることが美徳だとされてきました。しかし現在では、よりよい職場環境を求めて、転職することを躊躇しない人が多くなってきているようです。
「いったん就職してみたものの、思っていたイメージと違っていた」「ここでは年収アップを望めない」「上司によるパワハラがひどすぎる」など理由はそれぞれ違いますが、転職を考える人が増えてきているのは事実です。今回は年収アップを目的とした転職活動について、考えてみましょう。
年収=自分の実力ではない。業界、職種、タイミングも大切
自分の成績や評判によって収入が左右されるケースもありますが、年収だけで自分の実力が判断できる、というわけではありません。というのも、「業界」や「職種」によって年収が左右されるケースのほうが多いからです。