金融商品も進化が必要

ことほどさようにアクティブファンドのファンドマネジャーには厳しい時代になりました。筆者は一般消費者を対象とする投資信託おいては、好むと好まざるとに関わらず、ますますアクティブファンドが退潮していくのではと考えています。

30年前には携帯電話やiPhoneは存在しませんでしたが、いまや常識です。ETFも30年前には存在していませんでしたが、いまや主役に躍り出ています。

投資信託を始めとする金融商品も、顧客ニーズやウォンツを捉えて進化しなければ生き残れないということなのです。一般消費者にとってはいい時代になってきました。

図表1:米国における投資信託(ミューチュアルファンド/ETF)運用コスト推移

出典:モーニングスター・ダイレクト、2018年12月末時点

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太田 創(一般社団法人日本つみたて投資協会 代表理事)