「僕にはもったいない」に隠された、本当の理由
婚活中の女性の中には確かに男性から「僕よりも学歴も年収も高いから」という理由で断られるという女性は存在します。
特に地方だと顕著かもしれません。都会の大学に進学した男性は都会で就職しがちですが、都会の大学を卒業して地元に戻ってきて地元の有名企業や病院・役所に勤務する田舎のプチエリート女性は、そう思われてしまうことはあるでしょう。おそらく高校も名前を出せば「すごいね」といわれるような地元の進学校を卒業しているでしょう。
ある女性はさほど高望みしているわけではなく、自分よりも年収が低くてもいいから地元で結婚相手を探して婚活をしておりました。なかなかうまくいかず、断られる理由に「僕よりも年収も学歴も高くて釣り合わない」と言われていたそうです。
しかし、彼女は体重が60キロ以上あり、ぽっちゃりというより人によっては「デブ」というような体型で、髪もボサボサでした。アプリの写真はかわいらしいものを使っておりましたが、リアルで会えば見劣りします。
でも、女性を相手に外見を理由に断るってやりにくいでしょう。少々スペックが高い女性をお断りするのに、学歴や年収を理由に持ってくるのは、相手を傷つけることなくきれいにお断りすることができます。
今の皇后陛下はハーバード大学を卒業した元外交官です。「スペックが高くて男が引く」と思っている女性のスペックって果たしてどの程度なのでしょうか。
もし、キレイになれば才色兼備な才媛でしょう。外見がイマイチのがり勉だから、年収や学歴を理由に断る男性がいるのです。
【参考】
「平成22年国勢調査」総務省統計局
「女性が直面する「稼ぐほど結婚できない」現実」東洋経済ONLINE