Aさんの会社の社長は、お金をたくさん持っているからといって、好きなものを好きなだけ買っているわけではありません。むしろ、お金をかけるべきものと、そうではないものを区別しているそうです。

たとえば、健康のために体を動かす手段は「お金をかけるべきもの」と考えているそうです。理由は、不健康な生活を続けていると、将来医療費がかかるうえ、仕事に支障が出る可能性もあるから。とはいえ、社長は、必ずしも料金の高い民間のジムに通っているわけではありません。会社員時代から利用している、民間より使用料が安い自治体が運営しているジムを好んで利用しているそうです。「自治体が実施している健康講座に出席するのもいいよ」と、Aさんにもすすめてくるそうですよ。

大切なのは「お金」をかけることではなく、「質」を高めることです。お金持ちの人は、お得に利用できるサービスや、できるだけ安く抑えられる方法を探し出して、積極的に利用しているようです。

まとめ

「お金持ちは、お金に好かれる人」といわれることも多いですよね。ということは、お金持ちの人が普段から実践していることには、お金との縁を結び付けやすいヒントが隠されていると考えることもできそうです。Aさんが教えてくれた、社長が実践しているお金に対する『モテしぐさ』を実践していくことで、私たちも、お金持ちに一歩近づくことができるかもしれませんね。

【参考】
「グローバル・ウェルス・レポート2019」 クレディスイス

LIMO編集部