実際、イギリスのバース大学は、大量の飲酒後に脳の認知力・集中力が元の状態に戻るには長くて1日以上かかることもあるとの研究論文を発表しています。
これでは、次の日に仕事があると通常のパフォーマンスは出せませんし、次の日が休日で、副業や資格の勉強をしようと考えていても効率が悪くなります。
また、翌日の起床時間も遅くなるので、1日の中で有効に使える時間も減ってしまいます。
お金持ちの中には、こういったアルコールが脳のパフォーマンスに与える影響を理由に、お酒をそもそも飲まない、または控えているという人も多いようです。
もちろん、飲み会に全く行かない方がいいと言っているわけではありません。忘年会や新年会、送別会など、参加する意味が感じられる飲み会は参加してもいいでしょう。
しかし、参加する意味の感じられない飲み会はできるだけ控えて、次の日のために家でゆっくりと身体を休めたり、自己研鑽のために時間を使ってみてはいかかでしょうか。
馴れ合いの人付き合いを見直す
2つ目の「捨てる力」は、馴れ合いの人付き合いを見直すことです。
一般的に友達が多いのは良いことだと捉えられますが、お金持ちとなると一概にそうとは言えません。
お金持ちの中には友達が極端に少なく、あえて「孤独」を好むような人もいます。
たとえば、Apple創業者のスティーブ・ジョブズやFacebook創業者のマーク・ザッカーバーグは自身の会社が急成長する中で、創業当時の親友と決別しています。