毎月5.2万円をクレジットカードで決済しているとすると、年間では60万円超の金額になるわけですから、カードの使い方に気を付けることで家計の状態が変わってくるということも納得でしょう。

家計の見直しをする際に、食費を抑えるようにするとか固定費の見直しをする人は多いかと思いますが、何気なく利用しているクレジットカードの使い方を見直すほうが、よほど効果が期待できるかもしれません。

ポイントを貯めることに執着しすぎていない?

ポイントを貯めるのはクレジットカードの醍醐味の1つではありますが、ポイントはあくまでもカード決済した際に「おまけ」として付与されるものです。

しかし人によっては、ポイントを貯めたいがためにクレジットカードを使うというような、手段と目的が入れ替わっている人がいます。

「〇〇店で本日ポイント還元率2倍!」と聞くと、「じゃあ今日はそこで買い物をしないと損だ」と考えてしまうようなことはないか、今一度胸に手を当てて考えてみましょう。

たまたまその日、そのお店で買い物をする用事があったのであればいいですが、ポイント欲しさにわざわざ無駄な買い物をして出費を増やしてしまうのは、カードを使っているというよりも「カードに使われている」という状況になりかねません。