オランダに輸入されている大麻はモロッコ産、タイ産など、原産地によって風味が違うと言われる。(画像提供:フリー画像/Piqsels)


未成年者(18歳未満)の購入こそ禁じられていますが、年長者に依頼して代わりに購入してもらえば常に手に入りますし、隠れてコソコソ吸えばこそのスリルも味わえないので、「つまんない」のだとか。

ただし、気になることもあります。たとえば、子供の誕生日だから特別に!と、大麻樹脂入りのケーキを焼いてふるまったりする非常識な親もいます。子供たちをハイにして、どうしようというのでしょうか。

また、卒業パーティと称してティーン同士でどんちゃん騒ぎをする際、飲み物に違法のハード・ドラッグを仕込んでおいて招待客に飲ませ、もうろうとしている客の所持品を盗むといった犯罪も頻繁に行われています。

警察は、急性中毒症状で救急病院に担ぎ込まれる被害者でも出ない限り、あまり真剣に取り扱ってはくれません。こうしたことは日常茶飯事だからです。

かくいう私も、子供たちが誕生会やパーティに招待された場合、耳にタコができるほど言って聞かせています。「手作りのケーキや飲み物を出されても、絶対に口にしてはいけません! 大麻が入っているかもしれないからね!」