オランダを訪問する日本人観光客の方々が、よくこんなことを口にするのを耳にします。

「大麻はもう、ここじゃあ一種の嗜好品って感じだよね」「自己管理をちゃんとしてれば、大丈夫なんじゃない?」「そういうの、自由でうらやましいよね」。

確かに、大麻を吸おうが、麻薬を試そうが、すべては個人の自由。ただし、その「自由」は、自己責任と背中合わせでもあるのです。

大麻や麻薬を継続して楽しんでいると自制心が失せてしまうので、自由も何も、人間としてごく当たり前に生きることすら不可能になると、常用者たち自身が警告することもあるほどです。

誕生日には「大麻入りケーキ」?

大麻は、国内にある指定専門店で購入できます。いわゆる「コーヒーショップ」と呼ばれる店で販売されているのですが、たとえば、小中高校生の通学路にもこうしたコーヒーショップがあったりもするのです。

好奇心旺盛なティーンたちが、大麻に興味を抱かないのだろうか・・・と思いきや、その心配はほぼないそうです。