「友人へのプレゼントを安物で済ませたところ、渡した瞬間に変な空気が…。その後の関係も、なんだかギクシャクしてしまいました。お祝いやプレゼントの費用は削るべきでない、と学びました」

「『小学生になったらレッスン代が上がるから』という理由で、娘が通っていたピアノを辞めさせることに。しかし、後になって『あのときピアノを続けたかった』と言われてしまいました。本人の気持ちを確かめたうえで判断すべきでしたね」

「節約を意識しすぎて、自分の欲しいものをほとんど我慢していました。やがてストレスがたまっていき、夫婦喧嘩の回数も増加…。家庭の雰囲気も暗くなったように感じます。子どものために節約したつもりが、かえって家庭環境を悪化させてしまいました」

習い事は何個?予算はいくら?

「子どもの可能性をつぶしたくない!」という親心から、子どもに何個も習い事をさせている家庭もあります。習い事の平均数や金額はいったいいくらなのでしょうか。

バンダイの「子どもの習い事に関する意識調査」(対象:3~6歳の未就学児童と小学生のこどもを持つ親700人、期間:2019年5月17日~19日)によると、

≪1人あたりの習い事の数≫
1つ・・・46.6%
2つ・・・33.1%
3つ・・・15.1%
4つ以上・・・5.1%

と、1つがもっとも多く半数近くなっています。調査対象の子の年齢が低いこともあり、今後増やす予定の家庭も多いかもしれませんね。