「大人の服を買う際は、『来年も再来年も着られるか』を基準に判断しています。流行りものや質の悪そうな服は、そのシーズンしか着られない可能性が高いですからね。安いから、みんなが買っているからという理由だけで買わないようにしています」

「最近では安価な文房具や調理器具などが多く販売されていますが、すぐに使えなくなった、使いにくいといったケースが多かったです。結局また買い直し…なんてことも。そのため、1つ1つの値段は高くても、使い心地がよく長期的に使えるものを選ぶようにしています」

「息子を塾に入れる際、『授業料は安いが口コミがイマイチな塾』と『授業料は高いが評判がいい塾』の2択に迫られました。悩みましたが、途中で塾を変わるよりは…と思い後者を選択。その結果、子どもには合っていたようだし、前者の塾から移ってきた子も多かったです。値段ではなく、口コミを重視して正解でした」

予算を決めておく

支出が膨らみがちな項目は、あらかじめ予算を決めておくのもおすすめです。ママたちは、どのようにして予算を設定しているのでしょうか。実際の取り組みを聞いてみました。

「外食は月に2万円までと決めています。自然と『今月は使い過ぎたからフードコートで済まそう』『来月はリッチな食事を1回だけ楽しもう』といった意識ができますよ」

「長期休暇は次々にお金が飛んでいくので、『今年の年末年始の出費は5万円以内』などと決めています。夏休みなど期間が長い場合も同様に『夏休み全体で20万円』と設定しておけば、旅行の予算がイメージしやすくなります」

「子どものお金を優先させるため、自分のおこづかいは月1万円と決めています。美容院代や化粧品の購入は、すべてこの予算内におさめています。余ったお金は自由に使えるので、ちょっとしたご褒美を買うこともありますよ」

節約の失敗例も

買い物の基準や予算を決めてうまく節約しているママがいる一方、節約によって後悔をしたケースもあるようです。その失敗例を聞いてみました。