芸能人を「さん付け」する”変な子”。今になって子育ての参考になると思う理由

年末年始の帰省で多くなるのが同窓会。数十年ぶりに同級生と会うと昔の記憶が蘇りますよね。同級生と言うと、筆者には今でも鮮明に思い出す一人の女の子がいます。

小学校1年生で同じクラスになったAちゃん。進路がバラバラになった高校以降は疎遠になってしまいましたが、他の同級生と比べても小学生の時のAちゃんは忘れることができません。それは、彼女の家庭における教育方針が、小学生だった筆者には「え? なにそれ?」と驚くことばかりだったからです。

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Aちゃんが「タモリさん」と言い出したのはなぜか

Aちゃんを最初に「変わった子だなあ」と感じたのは、小学校2年生の時に友達数人でテレビ番組の話をしていた時でした。

「昨日の〇〇面白かったよねー」「××って格好いいよね」ととりとめもない話で盛り上がっていた時のこと。当時放送されていた「笑っていいとも!」の話になり、Aちゃんが「タモリさんってさー…」とさん付けで呼んだのです。

筆者たちが「え? タモリと知り合いなの?」と驚いていたところ、Aちゃんは「ううん。親に『目上の人には必ずさん付けをしなさい」と言われているから』と返答。身近な人だけでなく自分よりも年齢が上の人には、さん付けを徹底するというのがAちゃんの親御さんの教育だったのです。

恥ずかしながら当時の筆者は、この時のAちゃんとの会話で初めて「目上」という言葉を知りました。

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秋山 悠紀

早稲田大学文化構想学部出身。女子高でサッカー部、フリーター、演劇活動、編集プロダクションなどを経て独立。
子育てへの不安から1年半の保育園勤務の後、第一子を出産。
現在、長男を育てながら女性の生き方、子育て、ジェンダー、社会、旅、ドラマ、映画について執筆中。