「自己肯定感」が低い子どもの闇とは~親ができる3つの声かけ~

自己肯定感の低さが長期間に及んでしまう場合、子どもたちにはどのような影響があるのでしょうか。

子ども英会話教室や幼稚園で働いていた頃の経験に基づいてお話をするのであれば、自己肯定感の低さが招く子どもたちへの影響はかなり大きいということ。

「どうせ自分なんて」という自己肯定感の低さは、無気力やイライラ感にもダイレクトにつながっていくといってもいいでしょう。

そうした環境が長く続けば続くほど「勉強に集中できない」「すぐに投げ出してしまう」「将来の希望を見出せない」などという状況に陥ってしまいやすくもなります。

特に気を付けたいのが「自分の将来を悲観し始めた子ども」です。子どもとは本来、将来の夢や憧れを生活の力としているもの。

「大きくなったら○○になりたい!」「中学生ってかっこいい!」「早く年長になりたい!」など、将来の夢といえるレベルではなくても、子どもたちは常に何らかの憧れや希望を胸に抱いています。

しかし、自己肯定感の低さから「大人になんかなりたくない」「自分には何にもできない」など、自分の将来に対して肯定的なイメージを持てなくなってしまった子どもも少なからず存在しているのは事実です。

家庭でできる!子どもの自己肯定感をあげる「魔法の声かけ」とは

「自分なんて」という負の感情を心の奥深くに抱えている子どもには、まずは家庭で自己肯定感を引き上げるための声かけを継続して行う必要があります。

自己肯定感をあげるために大切なのは、まずは「小言をやめること」が重要です。

「勉強しなさい」「何回言えばわかるの?」「あなたはダメな子ね」など…子どもの生活態度を見ているとついつい口出しをしてしまいたくなる気持ちはわかりますが、小言をやめなければ、今からご紹介する自己肯定感を引き上げる声かけの効果も半減してしまいます。

小言をやめる決心ができたら、できるだけ毎日「ありがとう」「あなたが生まれてきてくれて嬉しい」「大丈夫」の3つの声かけを意識的に行いましょう。

これらの声かけを続けて行うことで、子どもの中に「自分は必要とされて生まれてきたんだ」「自分は役に立てているんだ」という自己肯定感が芽生え始めます。

ここで大切なのは、子どもがいいことをしたときや何かを頑張ったときだけ褒めないということ。

頑張ったときにだけ褒めていると、子どもによっては「頑張らなければ自分の存在価値はない」と感じてしまうケースもあります。

そして子どもが失敗をしてしまったときや不安そうにしているとき、イライラして感情を爆発させているときは、親が一緒にイライラしてしまうのではなく、「大丈夫大丈夫!そのうちできるようになるよ」と優しく励ましてあげてください。

すると、子どもには「失敗を恐れずに挑戦するようになる」「情緒が安定してイライラが減る」などといった変化が現れることも。

こうして自己肯定感が少しづつ上がっていけば「自分は大切にされている」と感じることができるようになり、少しづつ親の小言にも耳を傾けてくれるようになるものです。

学校などで手厚いフォローを受けることも大切ですが、まずは子どもにとって一番安心して過ごすことのできる「家庭」で、上記3つの声かけを試してみてください。

広瀬 あゆみ

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執筆者

紅茶とヨガとサーフィンと読書が好きな3児の母。子ども英会話教室運営や私立幼稚園の英会話教諭として働いていた経験から、幼児教育や日本の教育体制に強い関心を持つ。長男がADHDであり、発達支援や支援教育についても精通している。今後加速するテクノロジー教育をさらに広めるため、日々発信中!Twitter:広瀬あゆみ