罵声を浴びせたりイジメのようなことを行ったりするのは、保育園も保護者ももちろんNGです。しかし、体験談の多くをはじめ、保育園と保護者の言い分はただすれ違っているだけのこともあります。
例えば、着替え。何度も着替えるのは、子どもが不快な思いをしないようにしたい保育士さんの配慮かもしれません。しかしその気持ちを知らなければ「こんなに着替えなくても」と不満が溜まる原因になってしまいます。
また、行事や面談が少ないのは、保護者の負担を減らす保育園の配慮かもしれません。しかしそれを知らなければ「あの保育園は何もやってくれない」ということになります。
ですから、もし不満や不安を感じたらまずは「伝えてみる」ことが大切。「ウチは気にしないので、ちょっとの汚れなら着替えなくていいですよ」「ここはどうして〇〇の行事がないんでしたっけ?」と言うように、ただ怒りをぶつけるのではなく、和やかに伝えてみましょう。
保育園も良かれと思ってやっているので、保護者の本音に気づかない場合があります。しかしきちんと伝えれば、保育園側も要望を受け取ってくれるはず。クレームではなく「こうしてほしいな」と伝え、上手にコミュニケーションをとってみましょう。そうすることで信頼関係ができ、お互いの気持ちをわかり合えるようになってくるはずです。
まとめ
子育ては、家庭だけでするものでもなければ、保育園だけでするものでもありません。ですから、保育園でしかできないこと、家庭でしかできないこと、それぞれの良いところを活かしながら、バランスをとっていきましょう。
共働き世帯にとって、保育園はなくてはならないもの。せっかく保育園に通っているのですから、子どもにとっても大人にとっても、いろんなことを学ぶチャンスだと捉え、成長していけるといいですね。
LIMO編集部