4. 【数字から見えること】友人へのご祝儀は年代を問わず3万円が最多に。年間の額は参列回数で決まる

全互協の調査では、友人として出席した人のご祝儀の平均は約3.1万円で、最も多い額の3万円とほとんど変わりません。20代から40代まで、年代による違いもほとんどありませんでした。

前回の平成29年度の調査では、友人として出席した人の平均は2万9598円でした。令和5年度の3万960円と比べると、6年ほどで約1400円の違いにとどまります。友人の結婚式のご祝儀は、前もって見込みやすい額だと読めます。

一方で、1年間の参列回数は人によって違い、2回以上の人も約3割います。若い年代ほど参列回数が多い傾向もあり、20代や30代では、同じ年に友人の結婚式が重なることも考えておくと、いざという時に慌てなくて済みそうです。

1回あたりの額を見込みやすい分、1年間のご祝儀の費用は「3万円×参列回数」でおおよそ予測できます。ただし、交通費や衣装代がかかる場合は、その分も上乗せして考えておきましょう。

5. まとめ

友人の結婚式のご祝儀は、全互協の令和5年度の調査で3万円が83%を占め、友人として出席した人の平均は約3.1万円でした。1年間に挙式または披露宴に参列した回数は「1回」が67%で、2回以上の人も約3割います。

ご祝儀を3万円とすると、年2回の参列で6万円、1年かけて準備するなら月5000円です。こうした数字をもとにお祝いの費用を前もって予測し、月々の「お祝い貯金」として事前に少しずつ積み立てておくと安心でしょう。

※本記事の費用の試算は、一定の前提に基づく概算です。ご祝儀の額と参列回数の調査結果は、全日本冠婚葬祭互助協会の公表資料でご確認ください。

参考資料

塚本 奈津子