11月は、結婚式の人気シーズンの一つです。また、来年春に予定された結婚式や披露宴の招待の「予告」を受ける時期でもありますよね。特に友人の結婚式は1~2年の間に立て続けに招待されるケースもあり、直前になって困らないよう、お祝いの出費はまとめて備えておくと安心です。

ご祝儀の準備を考えるとき、友人として出席した人が実際にいくら包んでいるか、1年間に何回くらい結婚式に参列しているかは一つの目安になるかもしれません。実際の金額は、お住まいの地域や友人との関係性、周囲との相談によって変わりますが、ここでは冠婚葬祭互助会の業界団体の調査でこの数字を確かめていきます。

あわせて、調査の数字をもとに、1年間のご祝儀の額と、前もって準備する場合の月々の「お祝い貯金」の目安額を試算していきましょう。

※友人へのご祝儀の額と参列回数は、全日本冠婚葬祭互助協会「第6回婚礼に関するアンケート調査(令和5年度実施)」の結果です。

1. 友人の結婚式のご祝儀は、調査で「3万円」が83%。友人として出席した人の平均は約3.1万円(1200件・出席人数は分けていない値)

全日本冠婚葬祭互助協会(全互協)の「第6回婚礼に関するアンケート調査(令和5年度実施)」によると、友人として結婚式に出席した人が贈ったご祝儀は、次のとおりです。

  • 【最も多い額】3万円(友人として出席した人の83%)
  • 【平均】3万960円(約3.1万円)
  • 【回答数】1200件(全体3137件のうち、友人として出席した人)

年代別に見ても、友人として出席した20代(586件)・30代(417件)・40代(115件)の平均は、いずれも約3.1万円でした。最も多い額は、どの年代も3万円です。

※この調査は、全互協に加盟する互助会の直営施設で行われた披露宴の出席者と、インターネットのモニターに聞いたものです(調査期間は2023年10月1日〜2024年3月31日)。贈ったご祝儀の額を聞いた設問で、1人で出席したか、夫婦などで出席したかは分けていません。

2. 1年間に挙式または披露宴に参列した回数は「1回」が67%、「2回」が22%、「3回以上」が10%

全互協の同じ調査では、1年間に挙式または披露宴に参列した回数も聞いています。結果は、次のとおりです。

  • 【1回】67%
  • 【2回】22%
  • 【3回以上】10%

2回以上参列した人は、約3割という結果に。年代別では20代の参列回数が最も多く、30代、40代の順に、若い世代ほど参列回数が多い傾向でした。

※参列回数は、友人として出席した人に限らない、調査の回答者全体の結果です。
※四捨五入の関係で合計が100%にならない場合があります。

3. ご祝儀3万円で試算すると、1年間の額は年1回で3万円、年2回で6万円、年3回で9万円。1年かけて準備する「お祝い貯金」なら月2500円〜7500円

友人の結婚式のご祝儀を、調査で最も多い額の「3万円」と仮定して参列回数をもとに計算すると、毎月積み立てておきたい「お祝い貯金」の金額が見えてきます。

  • 【年1回】1年間のご祝儀3万円(12か月で準備するなら月2500円)
  • 【年2回】1年間のご祝儀6万円(12か月で準備するなら月5000円)
  • 【年3回】1年間のご祝儀9万円(12か月で準備するなら月7500円)

※試算の前提:ご祝儀は1回3万円、1年間(12か月)で同じ額ずつ準備する場合です。ご祝儀だけの額で、交通費や衣装代、二次会の会費などは含んでいません。

結婚式の招待の予告は、数か月前に届くことが多いものです。招待が届いた時点で、その年のほかの予定とあわせて1年間の額を見込んでおくと、月々の準備額を決めやすくなるでしょう。