6. 大学受験の宿泊はどう選ぶ?旅行会社の受験生向けプランと条件を先に確かめる

旅行会社によっては、受験生向けの宿泊プランを用意しています。試験会場に近い宿や、受験日程に合わせて泊数を選べるものがあります。個人で探す必要がある場合は、選択肢の一つになるでしょう。

宿を選ぶときは、料金だけでなく、試験会場までの所要時間や乗り換え回数の確認が重要です。特に都心の電車移動に慣れていない場合は、乗り換え時間をインターネット上の検索結果より多めに見ておくと安心です。

また、合格発表の日程しだいで後半の受験をやめることもあるので、取り消したときの料金(取消料)がかかる時期を確かめておいても良いでしょう。

7. 大学受験の交通費は試験日程次第では減らせるが、受験生の負担も考慮が必要

試算では、4校を試験のたびに前日入りで往復すると、交通費は約8万2960円でした。同じ4泊のまま2泊3日を2回にまとめると約4万1480円で、宿泊の数を増やさずに交通費が半分になります。

最初の試験の前日から泊まり続けると交通費は約2万740円まで減りますが、泊数が増えます。泊まり続けるほうが安くなるのは、1泊約6910円より安い宿が見つかるときです。

ただし、受験生が一人で長期宿泊する場合の心身の負担を考慮すると、スケジュールは慎重に組む必要があるでしょう。もし保護者が付き添う場合は、片道1万1630円(通常期)で、受験生本人より片道1260円高くなる計算です。

運賃と特急料金は、乗る日や割引のきっぷで変わります。乗る日が決まったら、JR東日本の案内で、その日の区分と料金を確かめてください。

8. まとめ

仙台から東京の私立大学を4校受ける場合、「はやぶさ」の普通車指定席を学割で使うと、交通費は試験のたびに前日入りで往復して約8万2960円、2泊3日を2回にまとめて約4万1480円、泊まり続けて約2万740円という計算です(通常期)。

交通費は往復の回数で、宿泊の料金は泊数で決まります。試験日程を並べたうえで、試験会場までの所要時間などの条件、受験生の体調や負担も合わせて、泊まり方を決めておくと安心です。

※本記事の試算は一定の前提に基づく概算です。運賃・料金は乗車日や割引の種類で変わります。最新の情報はJR東日本の案内でご確認ください。

参考資料

塚本 奈津子