3. 大学受験の交通費、2泊3日を2回にまとめると?泊数は同じ4泊で約4万1480円、前日入りの往復より約4万1480円少ない

もし試験日が近い2校(学部)をまとめ、前日に上京して2泊3日で2つの試験を受け、仙台に戻ることを2回くり返すと、2往復になります。

  • 【往復の回数】2往復
  • 【泊数】4泊(2泊×2回)
  • 【交通費】約4万1480円(往復約2万740円×2)

試験のたびに前日入りする場合と泊数は同じ4泊なので、宿泊の料金がいくらでも、交通費の差の約4万1480円がそのまま少なくなります。2校の試験日が続いている(間が1日以内)ことが前提です。

4. 大学受験の交通費、最初の試験の前日から泊まり続けると?約2万740円で、1泊約6910円より安い宿なら「2泊3日を2回」より安い

もし志望校の入試日程が8日間ほどに収まる場合、最初の試験の前日に上京し、最後の試験の日まで東京に泊まり続けると、1往復で済みます。泊数は試験日程で変わるので、ここでは4校の試験が8日間に入っている場合を置きます。

  • 【往復の回数】1往復
  • 【泊数】7泊(最初の試験の前日から最後の試験の前日まで)
  • 【交通費】約2万740円

2泊3日を2回にまとめる場合と比べると、交通費は1往復分の約2万740円少なくなり、泊数は3泊多くなります。約2万740円を3泊で割ると、1泊約6910円です。1泊の宿泊料金がこれより安ければ、泊まり続けるほうが交通費と宿泊の料金の合計は少なくなります。

※試算の前提:仙台〜東京の「はやぶさ」普通車指定席、受験生本人が学割で、すべて通常期に乗る場合。4校の試験が8日間に入る場合。宿泊の料金と食費は含みません。

仙台から東京の私立大学を4校受ける場合の泊まり方別の交通費1/1

試験のたびに前日入りで4往復・4泊なら交通費は約8万2960円、2泊3日を2回で2往復・4泊なら約4万1480円、前日から最終日まで泊まり続けて1往復・7泊なら約2万740円。泊まり続けるほうが安くなるのは1泊約6910円より安い宿のとき

出所:JR東日本「運賃改定の申請について」、JR東日本「割引乗車券(往復割引乗車券、学生割引乗車券)」をもとにLIMO編集部作成

5. 大学受験の交通費と受験料を合わせた受験費用は?日本政策金融公庫の調査では、令和3年4月に大学へ入学した人の平均が約30.3万円

日本政策金融公庫「令和3年度 教育費負担の実態調査結果」によると、令和3年4月に大学へ入学した子どもの受験費用は、平均約30.3万円でした。受験費用は、受験したすべての学校・学部の受験料と、受験のための交通費・宿泊費を合わせた額です。この調査は令和3年度が最新です。

  • 【国公立大学】約27.7万円
  • 【私立大学文系】約31.3万円
  • 【私立大学理系】約32.2万円