夢のため、老後のため、誰もが貯金のための節約を心がけているはず。けれど我慢ばかりだと、節約がなかなか続かない人も多いのでは。やはり節約中でもご褒美があったほうが、モチベーションを保ちやすいです。支出を必要最低限に抑えるのも大切ですが、たまには旅行やプチ贅沢といったリフレッシュを自分に用意してあげましょう。

「そんなことをしていると貯金が増えない」と悩む必要はありません。むしろ、お金をうまく貯めている高収入の女性ほど「お金のかけどころ」と「節約するところ」をうまく使い分けているのです。そのデータや事例をご紹介しましょう。

自分のためにお金を使える「高収入女子」の増加

働き方改革の影響により、高収入を得ている女性は増加しているとみられています。国税庁の「平成30年分 民間給与実態統計調査」によると、女性の平均年収は293万円ですが、それ以上となる年収400万円以上の割合が23%と、2014年分の18.9%から増えており高収入女性が年々増えていることがわかります。

さらに労働政策研究・研修機構が公表した「若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状③ ― 平成29年版「就業構造基本調査」より―」では、年収149万円以下の女性の有配偶率よりも、700万円以上といった高収入を得ている女性たちの有配偶率は低い傾向にあるようです。

つまり結婚や子育てにかかるお金を必要とせず、自分のためにお金を使える高収入女子が増えているのです。そんな彼女たちは貯金にも勤しんでいる人が多いようです。どのようにして「贅沢と貯金」を両立しているのかみてみましょう。

高収入女子がしているお金の使い分け