3. ソニー銀行「円リッチプログラム」で普通預金金利を底上げする

ソニー銀行の普通預金金利がメガバンクと同水準にとどまる一方、「円リッチプログラム」という上乗せの仕組みを使うと事情が変わってきます。

給与または年金の受け取り、デビットカードの一定額利用、円普通預金の一定残高、住宅ローン残高という4つの条件があり、該当するものごとに年0.10%ずつ金利が上乗せされます。

4条件すべてを満たせば、上乗せ幅は最大で年0.40%となり、基本金利の年0.400%と合わせて年0.800%まで引き上げることが可能です。

ソニー銀行「円リッチプログラム」の上乗せ条件4/4

ソニー銀行「円リッチプログラム」の上乗せ条件

出所:ソニー銀行「円リッチプログラム」をもとにLIMO編集部作成

和田 直子
普通預金はメガバンクもネット銀行も大きな差がありませんが、定期預金は期間が長くなるほど金融機関による差が広がる傾向があります。

特に3年〜5年程度の中期の定期預金は、住信SBIネット銀行やソニー銀行のようにメガバンクの1.5倍〜2倍以上の金利を提示している銀行もあります。

ただし、楽天銀行のようにメガバンクとほぼ同水準の定期預金金利を設定している銀行もあるため、「ネット銀行なら一律に有利」と決めつけず、預け入れを検討する期間ごとに各行の金利を確認することをおすすめします。

また、期間限定や条件付きで金利優遇キャンペーンなどが行わることもあります。通常よりも金利が高くなるため、こうした情報もキャッチできるようにしておくと良いでしょう。

なお、金利は今後変更される可能性があるため、実際に預け入れる際は各行の公式サイトで最新の数値を確認してください。

4. まとめ:預け先によって受け取れる利息は変わる

普通預金金利はメガバンク・ネット銀行とも年0.400%前後で大きな差はありませんが、住信SBIネット銀行のように年0.500%を提示する銀行もあります。

定期預金は、1年以内の短期であればどの銀行も大きな差はないものの、2年以降の中長期になると、住信SBIネット銀行やソニー銀行がメガバンクを上回る金利を提示しています。

まとまった資金を数年単位で預ける予定がある場合は、普段利用している銀行だけで判断せず、複数の銀行の金利を比較したうえで預け先を選ぶことが、受け取れる利息を増やす近道になります。

参考資料

和田 直子