海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、海外で動物保護をしているRofia’s foundationさんのInstagramアカウント@chance_animal_rescueの投稿。

点滴の管が刺さったまま捨てられていた老犬が救助され、穏やかに回復していく姿を動画で紹介してくださっています。

執筆時点で1500回再生、約130件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、犬・猫のおやつ代は月平均いくらかについても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

1. 点滴が刺さったまま捨てられていた老犬「グレース」

点滴が刺さったまま保護されたグレース1/2

点滴が刺さったまま保護されたグレース

出所:@chance_animal_rescue

海外のSNSで、点滴が刺さったまま捨てられていた老犬の救出劇が話題を呼んでいます。救助された老犬の名前は「グレース」。

グレースが発見されたとき、彼女の脚には点滴の管が刺さったままでした。

誰かがグレースに医療処置を受けさせた後、そのまま彼女を路上に捨てていったのです。

シェルターに保護されたグレースは腎臓病を抱えていることが判明し、治療を受けることになりました。

シェルターで穏やかに過ごすグレース2/2

シェルターで穏やかに過ごすグレース

出所:@chance_animal_rescue

持病を抱えた老犬が、里親を探すのは容易ではありません。

元気を取り戻したグレースは、保護団体のシェルターで暮らすことになりました。

彼女は持病に合わせた療法食を食べ、他の保護犬たちと穏やかな生活を送っています。

ネット上ではグレースの回復を喜ぶ声や、これからの幸福を祈る声が多数集まっていました。

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

2. 著者からの一言コメント

森川 ちづる
点滴の管が刺さったまま置き去りにされていたという発見時の姿に、胸が締めつけられました。治療の途中で見捨てるという行為には、やり場のない怒りを感じます。

腎臓病は、シニアの犬に特に多く見られる病気です。腎臓の機能は一度失われると元には戻らないため、早期発見と進行を遅らせる管理が治療の中心になります。多飲多尿や食欲不振、元気消失といった症状が代表的ですが、初期はこれといった変化が現れにくいのも厄介な点です。健康診断での定期的な血液検査が、早期発見の鍵になります。グレースが食べている療法食は、腎臓への負担を減らすためにたんぱく質やリンの量が調整されたもので、腎臓病の犬にとって食事管理は治療と同じくらい重要な役割を持ちます。シニア期に入ったら、年に1〜2回は健康診断を受けておくと安心です。

持病があっても、こうして穏やかに過ごせる場所があることは、グレースにとって何よりの救いだと思います。彼女がこれからも安心して暮らせますように。

3. お迎えを考える前に。犬・猫のおやつ代は月平均いくら?

命を救われた動物たちの様子を見て、いつか自分も犬や猫を迎えたいと感じる方もいるはずです。日々の飼育費の中で意外と見落としがちなのが「おやつ代」です。

猫のおやつ代は「月平均1957円」、犬は「1972円」とほぼ同額ですが、1頭飼育か複数頭飼育かによっても差が生まれます。

私はアナリストとして企業のコスト構造を分解して見てきましたが、家計の費用にも同じ「構造の目」が使えます。ペットフード協会の令和7年(2025年)調査では、おやつ代の月平均は犬が1972円、猫が1957円とほぼ同額。年間にすると、およそ2万3500円ほどになります。

(中略)

ですから、多頭飼育を考えるときは、総額だけでなく「1頭あたりいくらか」で見ておくと、負担の実感がつかみやすくなります。あわせて、環境省のガイドラインが示すとおり、おやつも開封後の保存期限(ドライフードで約1カ月など)を守れば、傷ませて捨てる無駄を減らせます。数字の構造を知っておくことが、じつはいちばん手堅い節約につながるのではないでしょうか。

犬猫のおやつ代は月1972円・1957円でほぼ同額。犬の多頭飼育では2000円台に、正しい保存期限も解説
犬猫のおやつ代は月1972円・1957円でほぼ同額。犬の多頭飼育では2000円台に、正しい保存期限も解説

年間ではおやつ代だけで2万3500円~2万3700円程度になるというデータもあります。日々の暮らしにかかる費用を具体的にイメージするためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。

参考資料

森川 ちづる