子どもが小学校に入学するのを機に、パートで働きはじめたD代さん。それまで仲良くしていた専業主婦のママ友たちとはなかなか会う機会が少なくなっていましたが、事前に声をかけてくれれば休みは取れるので、「みんなでランチでも行こう!」と話していたそう。
ところが、仕事が休みの日に近所のカフェに1人で行ったところ、例のママ友グループとバッタリ。気まずそうなママ友達の表情をみて、働き始めたことで自分がグループから仲間外れにされたことを知ってしまったそうです。
その時はショックだったそうですが、仕事も充実しているうえ、小学校で新しいママ友も出来たことで過去を吹っ切ることができたそう。
ケース5:先生を巻き込んでのママ友トラブル
ママ友グループのトラブルで先生にまで迷惑をかけたというのが、小学生の子どもを持つE子さんです。「フルタイムで働いている私は、ママ友トラブルとは無縁だと思っていました。ところが、同じクラスのFさんから懇親会に誘われたことで、大騒動になったんです」
実はFさん、懇親会といいながらも自分が気に入った保護者にしか声をかけていなかったそう。それだけなら特に問題はなかったのですが、誘われなかったママの1人が、クラス担任に「保護者全員に声をかけないのは、子どもの仲間外れにつながるのでやめて欲しい」と告げ口をしたそうなのです。
そのため、クラス担任から保護者に向けて保護者同士の連絡先交換や交流をしないようにとの通達が。懇親会に行ったE子さんはFさんの仲間とみなされ、なんとなく居心地の悪い思いをしたということでした。