50歳代のおひとりさま、年金を60歳から受け取ると「24.0%」減額されて生涯続く《取り消せない繰上げの注意点を確認》 2026.09.13 11:35 公開 執筆者安達 さやか 「働けなくなったら年金を早めに受け取ればいい」と考えている方もいるかもしれません。J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査(2025年)」によると、50歳代・単身世帯の金融資産保有額は平均999万円であるのに対し、実感に近いとされる中央値は120万円となっています。受け取り時期の判断は、ひとりの老後の家計を長く左右します。年金を繰り上げて受け取る際のしくみや注意点を整理していきましょう。 この記事のポイント 50歳代おひとりさまの貯蓄は、中央値120万円。貯蓄がない人が3人に1人を超えています。 年金は60歳から受け取れます。ただし日本年金機構は、減額が生涯続くと明記しています。 取り消せないほか、寡婦年金など受けられなくなるものもあります。請求前に知っておく点を本文で確認します。 記事の続きを読む 1/2 出所:J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査(2025年)」をもとにLIMO編集部作成 Check! 次のページでは、「年金の繰上げ受給」の減額率と、申請する際の注意点を確認します。希望すれば60歳から受け取れますが、昭和37年4月2日以降生まれの方が60歳で受け取る場合は24.0%減額となり、その減額は生涯続き取り消せません。寡婦年金や事後重症による障害年金に関わる制限についてもみていきましょう。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 今月1日から順次届く【所得の基準額が10月分から上がる】「年金生活者支援給付金」対象のボーダーラインがどこまで広がるかを確認 9月1日から、すでに年金を受け取っている方のもとへ「年金生活者支援給付金請求書(はがき型)」が順次届いています。請求しないかぎり支給は始まらず、原則として請求した月の翌月分からの支給です。2026年度の給付基準額は前年度から3.2%増の月5620円。所得の基準額は令和8年10月分から引き上げられます。支給要件、給付基準額、請求の手続き、公的年金の平均額まで順に確認します。 【来月10月15日が支給日】「厚生年金」の平均は月15万289円、20万円以上を受け取る人はどのくらい? 公的年金は偶数月の15日に振り込まれます。来月10月15日もその支給日にあたり、自分の年金がどのくらいの水準なのかを考える機会が増える時期です。老後の生活費を考えるときの目安として置かれるのが月額20万円という金額ですが、公的年金だけでこの水準に届いている人は18.8%にとどまっています。この記事では、公的年金の2階建てのしくみと、厚生年金・国民年金の平均月額、受給額の分布を見ていきましょう。 【9月末利益確定】「森永製菓」の株主優待は「自社製品詰合せ」!お菓子やドリンクが入って「家族みんなで楽しめるのが嬉しい」 9月末の権利確定でもらえる森永製菓(2201)の株主優待を解説!今回は、実際に株主優待を受け取った「@tentsuma.yutai」さんに取材し、投資を始めたきっかけや、受け取った優待の感想などをインタビューしました。生活を豊かにする人気の「株主優待」をご紹介するとともに、権利確定日までのスケジュールをご紹介します。 【9月末の権利確定銘柄】紀文食品、2027年3月期1Qでセグメント利益が25.5%増えた"下支え役"事業とは 第1四半期は減収減益も通期の増収増益計画は据え置き、海外は節約志向で苦戦 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #貯蓄 #公的年金 #預金 #50歳代