海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がTikTokで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、海外で動物保護に取り組む投稿者のTikTokアカウント「@homeless81」の投稿。

保護されたのは、肋骨が浮き出るほど痩せ細り、酸によるとみられる傷跡も残っていた子犬「マンギート」。傷の手当てを受けながら少しずつ回復し、やがて元気に走り回れるまでになったといいます。

執筆時点で1万1000回再生、約2447件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、犬の生涯費用についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

LIMO アニマル・ストーリー部
投稿でひときわ胸を打つのは、変わり果てた姿で保護された子犬「マンギート」の回復の軌跡です。肋骨が浮き出るほど痩せ細り、酸によるものとみられる傷まで残っていたマンギートが、傷の手当てとぬくもりある世話を受けるうちに少しずつ食欲を取り戻し、やがて尻尾を振って遊びまわるほど元気になっていく――その変化の大きさに、多くの人が言葉を失うほど驚かされています。あごの一部は完全には元に戻っていないとも紹介されていますが、マンギートは今も変わらず幸せそうな表情を見せているといいます。

1. 【骨と皮だけの状態で保護されていた犬】発見時の壮絶な姿

保護された当時の様子1/3

保護された当時の様子

出所:@homeless81

投稿者が出会った子犬「マンギート」は、肋骨や背骨が浮き出るほど痩せ細り、酸によるとみられる傷跡が体のあちこちに残る、見るに耐えないほど衰弱した状態だったといいます。テロップでは「マンギートが必死に頑張ろうとする姿を見るたび、胸が張り裂けそうだった」「私たちがこれまで保護した中でも、最も不運な子犬だった」と紹介されており、投稿者らの心境がうかがえます。

おびえて食事もとれず、部屋の隅に隠れてしまうこともあったそうですが、決して攻撃的な性格ではなく、保護のために抱き上げられても噛みついたり吠えたりすることはなく、ただ静かに鳴いていたとテロップは伝えています。保護されたマンギートには、傷口を清潔に保ち感染を防ぐための軟膏が塗られるなど、丁寧な手当てが行われました。

2. 【目覚ましい回復を見せた犬】たくましく成長したマンギートの現在

回復した現在の姿2/3

回復した現在の姿

出所:@homeless81

手当てを受けたマンギートは、少しずつ食欲を取り戻していったとテロップで紹介されています。あごの状態も徐々に改善していき、やがて表情に笑顔が見られるようになったといい、投稿では「明るく人懐っこい子犬になり、ボール遊びに夢中になるほど元気になった」と紹介されています。

元気に走り回るまでに回復したマンギート3/3

元気に走り回るまでに回復したマンギート

出所:@homeless81

その後マンギートは新しい家族のもとへ迎えられたと投稿は伝えています。あごの一部は完全には戻っていないとも紹介されていますが、それでもマンギートは変わらず幸せそうな様子を見せているといいます。

コメント欄では

  • 「助けてくれてありがとう」
  • 「本当にありがとう、助けてくれて感謝します」

など、投稿者の行動に感謝する声が寄せられていました。

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

3. 著者からの一言コメント

LIMO アニマル・ストーリー部
今回のマンギートの投稿を見て、動物が心身ともに深く傷ついた状態からでも、適切な手当てと時間をかけたケアによってここまで表情を取り戻せるのかと驚かされました。動画では傷の手当てをする様子や、少しずつ食欲を取り戻していく過程が丁寧に紹介されており、回復には決して短くない時間と根気が必要だったことが伝わってきます。特に、あごの状態が完全には元に戻らなくても、それを感じさせないほど生き生きとした様子を見せるマンギートの姿には、多くの学びがあるように感じました。もし街や公園で衰弱した様子の犬や猫を見かけたら、自己判断で無理に保護しようとせず、まずは地域の動物愛護センターや保護団体に連絡し、専門家の助言を仰ぐことをおすすめします。素人判断での応急処置は、かえって動物に負担をかけてしまう場合もあるためです。そして何より伝えたいのは、マンギートのように過酷な経験をした動物でも、周囲の支えと根気強いケアがあれば、再び笑顔を取り戻せるということ。この記事が、身近な動物たちの小さな異変に気づき、行動に移すきっかけになれば嬉しく思います。

4. 命を迎える覚悟のために。犬の生涯費用はどれくらい?

過酷な環境から救い出された犬たちの姿を見ると、命を預かることの重みを改めて感じます。実際に犬を迎える際には、平均寿命まで見据えた生涯費用を知っておくことも大切です。

2025年のデータでは、犬全体の生涯必要経費は平均「278万4190円」で、超小型犬は「300万2239円」と、体の大きさに関わらず高額になる傾向があります。

私はアナリストとして、金額は「総額」と「単位あたり」の両面で見る癖をつけてきましたが、犬の生涯費用もその視点で眺めると発見があります。ペットフード協会の令和7年(2025年)調査では、犬の生涯必要経費は平均278万4190円。大きさ別では超小型が300万2239円で最も高く、中型・大型(277万5565円)を上回っています。

(中略)

もう一つ大切なのは、費用が毎年一定ではないことです。記事も触れているとおり、初年度は用品やワクチン、高齢期は医療費と、支出には山があります。ですから総額の大きさに身構えるより、「年あたり約20万円を、毎月に均してコツコツ備える」と捉えるほうが現実的です。早めの積立や、必要に応じた保険の検討でこの山谷をならしておくと、長い時間を穏やかに過ごせるのではないでしょうか。

犬の生涯必要経費は約278万円、大きさ別では超小型犬が300万超と最高。平均寿命から算出した「一生分の費用」
犬の生涯必要経費は約278万円、大きさ別では超小型犬が300万超と最高。平均寿命から算出した「一生分の費用」

フード代や医療費、トリミング代などを含め、2023年から3年連続で上昇を続けています。最後まで責任を持って迎えるためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。

参考資料