70歳代・二人以上世帯の平均貯蓄額は、2025年時点で2416万円とされています。ただし平均は金額の大きい世帯に引き上げられやすく、順に並べた中央値は1178万円で1200万円を超える開きが生じています。この集計には日常的な出し入れに備える預金が入っていないため、手元の通帳とは中身がずれる場合もあります。ご自身の世帯で日々の暮らしに回せる分がいくらあるか、確かめておきたいところです。
この記事のポイント
- 70歳代・二人以上世帯の貯蓄額は、平均2416万円に対して中央値は1178万円。3000万円以上が25.2%、金融資産非保有が10.9%と、世帯ごとの幅が大きい
- ひとり分の平均年金月額は、厚生年金が15万289円(男性16万9967円・女性11万1413円)、国民年金が5万9310円(男性6万1595円・女性5万7582円)
- 65歳以上・夫婦のみの無職世帯の支出29万6829円は、消費支出26万3979円と非消費支出3万2850円に分かれる。非消費支出の内訳は直接税1万2547円と社会保険料2万296円
- 収入25万4395円のうち非消費支出が占める割合と、差し引いた残りで消費支出26万3979円をどこまで賄える計算になるのかを独自に試算した
Check!
上の円グラフは70歳代・二人以上世帯の貯蓄額データです。預貯金だけでなく株式や投資信託なども含まれています(日常の生活費などに使う普通預金残高は含まない)。次のページでは、老後の収入の柱となる年金額がどれくらいかを確認していきます。