個人向け国債の9月募集分は、今月30日まで申し込めます。
利率は変動10年が年1.95%、固定5年が年2.24%、固定3年が年1.96%です。ただ、買ったあとに何年付き合うことになるのかは、利率ほど話題になりません。
この記事では、9月募集分の発行日と償還日、そして利子を受け取る日程を確認していきます。
1. 9月募集分は10月15日に発行される
まず、申し込みから発行までの日程を見ていきます。
1.1 募集は今月30日まで
財務省が令和8年9月2日に公表した個人向け国債の発行条件によると、9月募集分の募集期間は9月30日までです。
発行日は令和8年10月15日になります。申し込んだ月ではなく、翌月の15日に発行される形です。
1.2 利子は4月15日と10月15日の年2回
利子の支払日は毎年4月15日と10月15日の年2回です。発行日が10月15日ですので、その半年後の4月15日から受け取りが始まります。
半年ごとに年2回という点は3つのタイプで共通です。
1.3 変動10年なら10年間で20回受け取る
年2回を10年間続けると、利子を受け取る回数は20回になります。固定5年なら10回、固定3年なら6回です。
変動10年は半年ごとに適用利率が変わりますので、20回の利子がすべて同じ額になるとは限りません。
2. 満期はタイプごとに10年後・5年後・3年後
次に、いつ元本が返ってくるのかを確認します。
2.1 変動10年は令和18年10月15日
9月募集分の変動10年は第198回債で、償還日は令和18年10月15日です。西暦では2036年10月15日になります。
いま申し込むと、10年後の秋まで持つ計算です。
2.2 固定5年は令和13年、固定3年は令和11年
固定5年は第186回債で償還日が令和13年10月15日、固定3年は第196回債で令和11年10月15日です。
いずれも発行日から数えた年数がそのまま満期までの期間になります。3つとも10月15日という日付は共通です。
2.3 今月の利率は固定5年がいちばん高い
9月募集分の利率は、変動10年が年1.95%、固定5年が年2.24%、固定3年が年1.96%です。今月は固定5年が最も高くなっています。
ただし変動10年は半年ごとに利率が変わりますので、10年間の受取額を今の利率だけで比べることはできません。
2.4 3タイプとも基準金利から計算されている
9月募集分の基準金利は、変動10年が2.96%、固定5年が2.29%、固定3年が1.99%です。ここから各タイプの決まり方に沿って利率が出されています。
変動10年は2.96%に0.66を掛けて1.95%、固定5年は2.29%から0.05%を引いて2.24%、固定3年は1.99%から0.03%を引いて1.96%という計算です。変動10年だけ掛け算になっているため、基準金利がいちばん高いのに利率はいちばん低くなっています。
満期の年をカレンダーに書いてみると、そのお金をいつまで動かせないかが実感できます。
