自分が将来いくら年金を受け取れるのかは、ねんきんネットで確認できます。

日本年金機構が提供しているサービスで、年金見込額や加入記録を見られるほか、届書の電子申請もできます。

登録の方法は2つあり、マイナポータルから登録すればユーザIDの取得は不要です。

この記事では、ねんきんネットでできることと登録方法を確認したうえで、2026年度の年金額と加入の歩みごとの年金額を見ていきます。

1. ねんきんネットでできることと、2つの登録方法

年金の見込額を知りたいと思っても、自分の記録をどこで見るのか分からないままになりがちです。

日本年金機構は、ねんきんネットというサービスで記録と見込額を公開しています。

1.1 ねんきんネットでできること

用途は幅があります。

将来受け取る年金見込額を知る、自分の年金記録を確認する、電子版「ねんきん定期便」を見る、年金振込通知書などの通知を確認する、届書を電子申請する、持ち主不明記録を検索するといったことができます。

記録を見るだけでなく、手続きの一部もオンラインで済ませられる仕組みです。

1.2 登録方法は2つある

入り口が分かれています。

ひとつはマイナポータルからの登録です。この方法ならねんきんネットのユーザIDを取得する必要はありません。必要なものはマイナンバーカードとメールアドレスで、パソコンかスマートフォンからマイナポータルにログインし、トップページの「年金」から連携手続きを行います。

もうひとつはねんきんネットのユーザIDを取得する方法です。基礎年金番号とメールアドレスが必要で、年金手帳や年金証書など基礎年金番号が確認できるものを用意します。

マイナポータルから登録すればユーザIDの取得は不要。アクセスキーがあれば即時に取得できる1/4

ねんきんネットでできることと、マイナポータルからの登録とユーザID取得という2つの登録方法を示した図

出所:日本年金機構「「ねんきんネット」の登録方法」をもとにLIMO編集部作成

1.3 アクセスキーがあると手続きが早く済む

手元の書類を確認してみる価値があります。

ユーザIDを取得する場合、アクセスキーを持っているかどうかで登録方法が変わります。

アクセスキーとはユーザIDを取得する際に使用する17桁の番号で、ねんきん定期便などに記載されています。この番号を使って申し込むと、即時にユーザIDを取得できるとされています。

なお、日本年金機構を装って個人情報を盗み出そうとするメールや、不審なサイトへ誘導しようとするメールが確認されているという注意喚起も出ています。登録方法や操作で困ったときは、24時間対応のねんきんネット相談チャットが用意されています。

なお、公的年金の仕組みや平均受給額、ライフコース別の年金額に関する詳しい解説は、下記の記事より一部を引用・参照しています。

【2026年最新・年金早見表】厚生年金・国民年金はいくらもらえる?平均受給額一覧と手取りのリアル!社会保険料・税金が引かれる「天引き」まで徹底解説
【2026年最新・年金早見表】厚生年金・国民年金はいくらもらえる?平均受給額一覧と手取りのリアル!社会保険料・税金が引かれる「天引き」まで徹底解説
【2026年最新】60歳~89歳の年金一覧表!年代別の平均受給額と「手取り・非課税世帯」のリアル!年金口座の「凍結リスク」とは?
【2026年最新】60歳~89歳の年金一覧表!年代別の平均受給額と「手取り・非課税世帯」のリアル!年金口座の「凍結リスク」とは?
【最新データ】老後の「ふつう」が分かる!65歳以上の平均貯蓄額と年金月額は?老後夫婦のリアルな生活費と家計収支を解説
【最新データ】老後の「ふつう」が分かる!65歳以上の平均貯蓄額と年金月額は?老後夫婦のリアルな生活費と家計収支を解説

2. 公的年金は1階と2階でできている

公的年金の基本的な仕組みの中身は、LIMOの記事「【2026年最新・年金早見表】厚生年金・国民年金はいくらもらえる?平均受給額一覧と手取りのリアル!社会保険料・税金が引かれる「天引き」まで徹底解説」から引用して確かめておきます。

公的年金制度は、しばしば「2階建て構造」に例えられます。これは、日本の年金制度が「1階」の国民年金(基礎年金)と、「2階」の厚生年金という2つの制度で構成されているためです。1階部分の国民年金は、原則として日本国内に居住する20歳以上60歳未満のすべての人が加入対象で、保険料は所得にかかわらず一律(2026年度は月額1万7920円)。保険料を40年間(480カ月)すべて納付すると、満額(2026年度は月額7万608円)を受け取ることができます。2階部分の厚生年金は、会社員や公務員のほか、パートタイマーなどで特定適用事業所に勤務し一定の要件を満たす人が国民年金に上乗せして加入します。保険料は収入に応じて変動し、受給額は加入していた期間や納付した保険料額によって個人差が生じます。

出所:LIMO「【2026年最新・年金早見表】厚生年金・国民年金はいくらもらえる?平均受給額一覧と手取りのリアル!社会保険料・税金が引かれる「天引き」まで徹底解説」

2026年度の年金支給日カレンダーは、LIMOの記事で確認できます。

3. 2026年度の改定率は国民年金1.9%、厚生年金2.0%

2026年度の年金額改定の中身は、LIMOの記事「【2026年最新】60歳~89歳の年金一覧表!年代別の平均受給額と「手取り・非課税世帯」のリアル!年金口座の「凍結リスク」とは?」から引用して確かめておきます。

2026年度の年金額は、国民年金が前年度比1.9%増、厚生年金(報酬比例部分)が同2.0%増の増額改定となりました。国民年金(満額・1人分)は月額7万608円、厚生年金(モデル夫婦世帯・2人分)は月額23万7279円です。ただし「ねんきん定期便」などに記載された金額は税金や社会保険料が引かれる前の「額面」であるため、実際の手取り額はこれより少なくなります。

出所:LIMO「【2026年最新】60歳~89歳の年金一覧表!年代別の平均受給額と「手取り・非課税世帯」のリアル!年金口座の「凍結リスク」とは?」