【厚生年金+国民年金】「月15万円以上」は49.8%でほぼ半々。届かない分は積立で埋めるしかない?女性の平均との差は3万8587円 2026.09.12 19:51 公開 執筆者神田 翔平 老後に受け取る年金は、国民年金に厚生年金が積み上がる2階建ての形になります。ただし合計が毎月いくらになるかには開きがあり、厚生労働省の資料では平均が月15万289円、月15万円以上を受け取っている人は49.8%でした。届いていないと分かったとき、まず積立額を増やそうと考えがちですが、先に必要なのは埋めるべき差を数字にすることです。この記事では制度の仕組みと受給額の分布をたどっていきます。 この記事のポイント 厚生年金(国民年金部分を含む)の平均は月15万289円。ただし男女で分けると、この平均は目安として使いにくくなる 月15万円以上を受け取っている人は49.8%。残りの半数がどこに集まっているかは、分布を見ないと分からない モデルケースの23万7279円は夫婦2人分の金額。1人分の見込額に置き換えないと、埋めるべき差を小さく見積もることになる 記事の続きを読む 出所:日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」等を参考にLIMO編集部作成 Check! 次のページでは、この図の中身を確認します。公的年金は1階の国民年金に2階の厚生年金が積み上がる仕組みで、どの階にどれだけ入っていたかが将来の受給額の幅をつくります。厚生年金の平均は月15万289円ですが、男性16万9967円に対して女性は11万1413円。月15万円以上を受け取っている人が49.8%という分布まで、順にみていきましょう。 画像と一緒に記事を読む 関連記事 【国家公務員の俸給】大学卒と高校卒の差がいちばん開くのは経験15年から20年の「5万3649円」、35年以上ではいくらまで縮む? 同じ職場で同じ年数働いても、大学卒と高校卒では給与に差が出るのでしょうか。人事院の令和8年国家公務員給与等実態調査には、平均俸給額が経験年数と学歴のマス目で公表されています。1年未満から35年以上まで、12の階層に分かれています。経験1年未満の差は3万1785円ですが、年数とともに一本調子で開くわけではありません。この記事では、経験年数ごとの俸給額を一覧で比べ、差がどこで開いてどこで縮むのかを確認していきます。 【9月1日から順次届く「緑色の封筒」】年金生活者支援給付金は2026年度から3.2%引き上げ、基準額はひと月5620円。それでも平均は「4146円」、どこで差がつく? 9月は、日本年金機構から「年金生活者支援給付金請求書(はがき型)」が順次届く月です。年金生活者支援給付金は、年金に上乗せして受け取れる公的な給付で、2026年度の給付基準額は前年度から3.2%引き上げられ、老齢の場合はひと月5620円が基準になっています。ただし、基準額がそのまま振り込まれるわけではありません。この記事では、2026年度の給付額と3種類の支給要件、緑色の封筒が届いたあとの手続きを確認していきます。 【年金生活者支援給付金】受け取っているのは781万9978件、4種類で平均額が違う。老齢4146円・障害5727円・遺族5228円・補足的老齢2177円 年金生活者支援給付金を受け取っているのは781万9978件で、月額の総額は338億5700万円です。よく知られているのは老齢年金生活者支援給付金ですが、実際には4種類あり、平均給付金額もそれぞれ違います。老齢は月4146円で、令和8年度の基準額である月5620円を下回っています。4種類の件数と平均額、そして老齢の給付額がどう計算されるのかまで解説します。 LIMOをGoogle検索のお気に入りに登録!詳しくはこちら→ copy URL 関連タグ #厚生年金 #国民年金 #年金月額 #公的年金