「老人ホームの費用相場はいくら?」と検索すると、月額5万円から30万円まで、幅の広い数字がずらりと並びます。これだけ差が出るのは、施設によって当たり外れがあるからではありません。実は、特別養護老人ホームのような公的施設と、有料老人ホームのような民間施設とでは、そもそも値段の決まり方の仕組みが違うのです。施設の種類ごとに費用がどう決まるのかを、公的資料にもとづき編集部が整理します。
この記事のポイント
- 特別養護老人ホームなど公的施設の居住費・食費は、国が定める「基準費用額」という公定価格で決まります。
- 令和8年8月から、食費の基準費用額が1日1445円から1545円に引き上げられました。
- 有料老人ホームなど民間施設には公定価格が無く、立地・サービス内容・入居一時金の設定次第で金額が大きく変わります。
Check!
特養など公的施設の基準費用額を確認しましたが、次の「民間施設との価格決定メカニズムの違い」へ進みましょう。公的施設と民間施設で費用設定の仕組みがどのように異なるのか、それぞれの価格決定メカニズムの違いを分かりやすく解説していきます。