9月は新たに対象となる方に、年金生活者支援給付金請求書のはがきが届く時期。はがきを出したあと、しばらく何も届かない時期があります。

ポストに入れたのは確かなのに、受理されたのかどうかも分からない。その状態が1カ月も続けば不安になる方もいるでしょう。手続きそのものより、返事が来ないあいだのほうが落ち着かないこともあります。

この給付金には、通知が届く順番と、振り込まれる日が決まっています。しかも年金と同じ口座に入るのに、年金とは別に振り込まれます。

先に結論をお伝えします。通知は2通、順番に届きます。そして振り込みは基本的に偶数月の15日です。今回は、はがきを出したあと何がどの順で起きるのかを、日本年金機構の案内で確かめていきましょう。

1. 【年金生活者支援給付金の請求書】はがきを送った後、まず届くのは「支給決定通知書」。提出から1〜2カ月後

はがきをポストに入れたあと、最初に届くのがこの通知です。

日本年金機構は、請求書を提出してから1〜2カ月後に「年金生活者支援給付金 支給決定通知書」を送ると案内しています。支給要件を満たしていると判定された方に届くものです。

ここで押さえておきたいのが、1〜2カ月という幅です。9月にはがきを出したなら、10月から11月ごろになります。1カ月たって何も届かなくても、それだけで不受理と考える必要はありません。

逆に、要件を満たさなくなった方には別の書類が送られます。「年金生活者支援給付金 不該当通知書」です。届いたら、なぜ対象から外れたのかを確認しておくとよいでしょう。この給付金は、世帯全員の市町村民税が非課税であることと、前年の年金収入金額とその他の所得の合計が基準額以下であることが基本的な要件です。そこから外れていないかを確かめることになります。

なお、はがきには、請求した場合に支給される見込額(月額)が記載されています。ただし、これはあくまで見込みです。金額が正式に決まるのは審査のあとで、日本年金機構は支給対象となる方には通知書の中に支給金額を記載している、と案内しています。はがきの数字と、通知書に載る数字は、別のものだと考えておくほうが安全です。

はがきの時点で金額がはっきりしなくても、手続きに問題があるわけではありません。決まった額は、あとから通知書で分かります。

宮野 茉莉子
出したあとに何も来ない時期があるのは、審査に1〜2カ月かかるからです。ここを知らないと、出し忘れたのではないかと何度も郵便受けを見ることになります。次は、2通目の通知と、実際に振り込まれる日を見ていきます。

2. 2通目は「振込通知書」。初回の支払い月の上旬に届く

支給決定通知書のあとに届くのが、振込通知書です。

日本年金機構は、初回のお支払い月の上旬に振込通知書が到着すると案内しています。通知書に記載された給付額が支給されます。

つまり、通知は2通あって、順番が決まっています。1通目の支給決定通知書で「対象になりました」と分かり、2通目の振込通知書で「いつ、いくら入るか」が分かる。この2段階です。

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はがきを出したあと、何がどの順で届くか

出所:日本年金機構「年金生活者支援給付金」同「年金生活者支援給付金の振り込みはいつですか。」をもとにLIMO編集部作成

図のとおり、はがきの投函から振り込みまでには段階があります。提出、審査、支給決定通知書、振込通知書、そして振り込み。ここまでで数カ月かかります。

急いでいる方にとってはもどかしい流れかもしれません。ただ、令和9年1月4日(月曜)までに「届いて」いれば、さかのぼって令和8年10月分から受け取れます。振り込みが先になっても、受け取れる月が減るわけではありません。ただ請求書に書かれた期限には提出するとよいでしょう。

また、給付額が改定されたときには「年金生活者支援給付金 支給金額(改定)通知書」が届きます。給付額は毎年度、物価の変動による改定が行われるためです。受け取り始めたあとも、通知書が来ることがあると覚えておくとよいでしょう。