2. 出店場所が多様化。未進出エリアにも出店を加速

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出所:株式会社ビーケー・ジャパン

出所:株式会社ビーケー・ジャパン

直近の出店における特徴として挙げられるのが、出店場所の多様化です。

同社は2026年、ショッピングモールや駅前だけでなく、ロードサイドなどにも出店するようになっています。

例えば、8月には千葉県野田市の「16号野田店」、山梨県笛吹市の「20号石和店」、神奈川県秦野市の「秦野店」などをオープンし、商圏を広げています。

また、2026年3月には青森県青森市と徳島県徳島市に初出店。6月には新潟県に7年ぶりに再出店するなど、これまで店舗が少なかった地域にも進出しています。

まだ店舗がない地域に対しては、フードトラック「KING ON TOUR 2026」を展開するなどの試みも実施。宮崎県宮崎市、佐賀県佐賀市、山口県山口市などを訪れ、店舗がない地域でもバーガーキングを体験できる機会を設けています。

今回の「ワッパー祭り」は、こうした成長の流れの中で、1000万人まで拡大したアプリ会員との接点をさらに活用する施策と見ることができそうです。

3. トレンドウォッチャーのひとこと

大蔵 大輔

バーガーキングとマクドナルドは、ともに公式アプリを集客に活用していますが、その見せ方には違いがあります。

バーガーキングは、看板商品のワッパーを軸にした期間限定クーポンを積極的に打ち出しています。一方、マクドナルドは「Myマクドナルド リワード」を2025年9月に開始し、2026年3月からは店頭カウンターなどでの注文にもポイント付与の対象を広げました。

両社ともアプリを単なるクーポン置き場ではなく、来店や購入を促すデジタル接点として活用しています。ただ、バーガーキングは「今食べたい商品をお得にする」販促、マクドナルドは「利用を積み重ねて特典につなげる」仕組みという違いがあります。

店舗数を急速に拡大するバーガーキングにとって、1000万人のアプリ会員は、今後の出店と再来店をつなぐ顧客基盤として、さらに重要性が増していきそうです。

参考資料

大蔵 大輔