IKEA豊洲は、2026年9月3日(木)に「アーバンドック ららぽーと豊洲」2階にオープンしました。

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出所:イケア・ジャパン株式会社

出所:イケア・ジャパン株式会社

営業時間は10時から21時で、売り場面積は約560平方メートルです。豊洲駅に直結し、銀座から電車で約5分というアクセスの良さも特徴です。

約9500点の商品を展開するIKEAですが、豊洲店ではその中から人気商品や新商品、都市部での暮らしや季節ごとのニーズなどをもとに約600点を厳選。そのうち約500点は店頭で購入して、そのまま持ち帰ることができます。

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出所:イケア・ジャパン株式会社

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また、店頭で販売していない商品についても、IKEA豊洲で注文し、自宅や最寄りの商品受け取り拠点まで配送手続きを行うことができます(一部商品を除く)。

大型店のように幅広い商品を店頭に並べるのではなく、限られた売り場で商品を見たり、暮らしのアイデアを得たり、スタッフにインテリアの相談をしたりしながら、必要に応じて注文・配送につなげる店舗になっています。

1. 「IKEAに行く」から「買い物のついでにIKEA」へ

IKEA豊洲の特徴を理解するうえで重要なのが、出店場所です。

大型のIKEA店舗では、広い売り場で家具やインテリアをまとめて見て回ること自体が買い物体験の一部になっていますが、IKEA豊洲は大型商業施設「ららぽーと豊洲」の中にあります。IKEAを目的に訪れる人だけでなく、買い物や食事、仕事帰りなどの途中で立ち寄る人にも接点を持ちやすい立地です。

特に豊洲店では、公共交通機関でも持ち運びしやすい商品を中心に展開し、都市部の限られたスペースでも快適に暮らせるよう、収納アイテムを充実させます。

IKEA豊洲は、国内5店舗目の商業施設内店舗です。

これまでに、以下の店舗が開業しています。

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出所:イケア・ジャパン株式会社

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  • 2024年11月:「IKEA京都」/「イオンモールKYOTO」内
  • 2025年3月:「IKEA横浜ベイクォーター」/「横浜ベイクォーター」内
  • 2025年10月:「IKEA広島」/「イオンモール広島府中」内
  • 2026年4月:「IKEA岡山」/「イオンモール岡山」内

岡山、豊洲と2026年にも商業施設内店舗の開業が続いていることからも、IKEAがこの形態を一過性の実験ではなく、国内での顧客接点を広げる手段として活用していることがうかがえます。

店舗ごとに品ぞろえを変えている点も特徴です。IKEA岡山では約950点、IKEA広島では500点以上の商品を販売。大型店と同じ品ぞろえを小さな店舗に再現するのではなく、地域や店舗の特性に合わせて商品を厳選しています。

2. 原宿・新宿は閉店。それでも都心での接点は広げる

ここで興味深いのが、IKEAが都心部の店舗を単純に増やしているわけではないことです。

IKEAは2026年2月8日をもって、IKEA原宿とIKEA新宿の営業を終了しました。

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出所:イケア・ジャパン株式会社

出所:イケア・ジャパン株式会社

両店は2020年から2021年にかけてオープンした都心型店舗でしたが、IKEAは2025年8月、首都圏でのビジネスを最適化する方針を発表。原宿・新宿の閉店後は、IKEA渋谷を東京都心部の拠点とする方針を示しています。

同社は、この判断について「どこにタッチポイントを構えるか」だけでなく、「どのようにお客さまと向き合うか」を最適化していくための戦略的な一歩と説明しています。

つまり、都心部から撤退するというよりも、店舗の役割を見直しながら、商業施設内店舗やEC、商品受け取り拠点などを含めた顧客接点を組み合わせていく考え方です。

IKEA豊洲の開業も、その方向性に沿った動きとみられます。