海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、インドを拠点に動物保護活動を行う団体「TOLFA」のInstagramアカウント「@tolfaindia」の投稿。

全身が重度の疥癬による傷に覆われ、毛もほとんど抜け落ちてしまった状態で保護された子犬が、治療とスタッフの愛情によって驚くほどの早さで回復していく様子がつづられています。

執筆時点で2671回再生、227件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、レスキューされた動物たちを家族に迎える際に知っておきたい、犬の生涯費用についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

LIMO アニマル・ストーリー部
重度の疥癬によって全身に傷を負い、毛もほとんど抜け落ちてしまった状態で保護されたこの子犬。動画の冒頭では、緑色の壁を背にぐったりと横たわる姿が映し出され、「もし助けが間に合わなければ、この子は生きられなかったかもしれない」という言葉が添えられています。しかしTOLFAのスタッフによる治療とケアによって、日を追うごとに傷は癒え、抜け落ちていた毛も少しずつ生えそろっていきました。動画の後半では、スタッフに優しく撫でられながら元気に歩き回る姿が映し出され、すっかり健康で幸せそうな様子への変化に、多くのユーザーから感動の声が寄せられています。

1. 【全身疥癬で保護された子犬】ほぼ毛がなくなるほど衰弱していた発見時

保護された当時の様子1/5

保護された当時の様子

出所:@tolfaindia

インドを拠点に活動する動物保護団体TOLFAのもとに運ばれてきたのは、重度の疥癬によって全身が痛々しい傷に覆われ、ほとんどの毛が抜け落ちてしまった状態の子犬でした。

投稿では「彼女は重度の疥癬に苦しみ、全身が痛みを伴う傷に覆われ、毛もほぼすべて失っていた」と説明されており、「タイミングよく助けが得られなければ、生き延びられなかったかもしれない」ともつづられています。

深刻な状態を前に、TOLFAのスタッフはただちに治療にあたりました。

2. 【見事な回復を見せた子犬】毛もふさふさに戻り健康と笑顔を取り戻した現在

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回復した現在の姿

出所:@tolfaindia

治療を受けた子犬は、日を追うごとに傷が癒え、抜け落ちていた毛も少しずつ生えそろっていきました。

投稿では「治療とケア、そして愛情がこの子の人生を変えた」とつづられ、動画の後半ではスタッフに優しく撫でられながら元気に歩き回る姿が確認できます。

投稿の締めくくりには「この子は今、健康で幸せいっぱい。思いやりとセカンドチャンスが持つ力を教えてくれる、この上ない証拠」という言葉が添えられ、劇的な変化を遂げた姿に多くの人が感動の声を寄せました。

コメント欄では

  • 「みんな本当にありがとう、この子を大切にしてくれて」
  • 「なんて美しい子なんでしょう」

など、回復を喜ぶ声が寄せられていました。

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

3. 著者からの一言コメント

LIMO アニマル・ストーリー部
今回ご紹介したTOLFAの投稿では、重度の疥癬によって全身の毛がほとんど抜け落ち、痛々しい傷に覆われていた子犬が、スタッフの根気強い治療とケアによって見違えるように回復していく姿が印象的でした。海外の動物保護団体の発信を追っていると、発見時の状態が深刻であるほど、その後の変化とのギャップに強く心を動かされることが多くあります。今回のケースでも、動画の冒頭ではぐったりと横たわり、毛のほとんどない痛々しい肌をさらしていた子犬が、数週間のうちに毛並みを取り戻し、スタッフに撫でられながら元気に歩き回るまでになっており、疥癬という病気が適切な治療によってしっかり治せるものであることを改めて実感させられました。今回の子犬のように、多くの命が「治療と愛情、そして誰かが気にかけてくれること」によって救われているのだということを、この投稿を通じて改めて多くの方に伝えたいと感じました。

4. 命を迎える覚悟のために。犬の生涯費用はどれくらい?

過酷な環境から救い出された犬たちの姿を見ると、命を預かることの重みを改めて感じます。実際に犬を迎える際には、平均寿命まで見据えた生涯費用を知っておくことも大切です。

2025年のデータでは、犬全体の生涯必要経費は平均「278万4190円」で、超小型犬は「300万2239円」と、体の大きさに関わらず高額になる傾向があります。

私はアナリストとして、金額は「総額」と「単位あたり」の両面で見る癖をつけてきましたが、犬の生涯費用もその視点で眺めると発見があります。ペットフード協会の令和7年(2025年)調査では、犬の生涯必要経費は平均278万4190円。大きさ別では超小型が300万2239円で最も高く、中型・大型(277万5565円)を上回っています。

(中略)

もう一つ大切なのは、費用が毎年一定ではないことです。記事も触れているとおり、初年度は用品やワクチン、高齢期は医療費と、支出には山があります。ですから総額の大きさに身構えるより、「年あたり約20万円を、毎月に均してコツコツ備える」と捉えるほうが現実的です。早めの積立や、必要に応じた保険の検討でこの山谷をならしておくと、長い時間を穏やかに過ごせるのではないでしょうか。

犬の生涯必要経費は約278万円、大きさ別では超小型犬が300万超と最高。平均寿命から算出した「一生分の費用」
犬の生涯必要経費は約278万円、大きさ別では超小型犬が300万超と最高。平均寿命から算出した「一生分の費用」

フード代や医療費、トリミング代などを含め、2023年から3年連続で上昇を続けています。最後まで責任を持って迎えるためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。

5. 今読まれている【LIMO アニマル・ストーリー部のおすすめ記事】3選

5.1 倒れたまま動けなくなったドーベルマンを保護 原因を突き止め必死のケア→元気に駆ける姿に感動

            倒れたまま動けなくなったドーベルマンを保護 原因を突き止め必死のケア→元気に駆ける姿に感動    

SNS上ではペットに関する投稿が時に注目を集めます。今回は「@hopeforpaws」さんがInstagramに投稿した「動けなくなったドーベルマンが医療ケアを受け元気を取り戻すまで」をご紹介します。

5.2 令和7年調査から見る犬の平均入手価格は21万6000円、猫は17万5000円。無償譲渡を希望する人は猫76.9%・犬53.6%

            令和7年調査から見る犬の平均入手価格は21万6000円、猫は17万5000円。無償譲渡を希望する人は猫76.9%・犬53.6%    

2025年の希望入手方法は、無償譲渡が猫76.9%・犬53.6%。有償入手した場合の平均価格は犬21万6000円、猫17万5000円でした。

5.3 獣医師・動物看護師の平均年収はいくら?国家資格化で注目の「給与とリアルな待遇」

            獣医師・動物看護師の平均年収はいくら?国家資格化で注目の「給与とリアルな待遇」    

【獣医師・動物看護師の平均年収】獣医師は680万円、動物看護師は351万円。過半数が給料に不満を抱く現場ですが、「愛玩動物看護師」の国家資格化に伴い、専門性の向上と今後の待遇改善に注目が集まります。

参考資料