3. 高年収職種に見られる3つの傾向
データから見えてくる年収構造のポイントを3つ整理します。
3.1 1. 専門性の高い技術・資格が必要な職種
1位のシステムエンジニア(基盤システム)(889万円)や13位の発電所運転管理(707.3万円)、12位の生産・品質管理技術者(703.9万円)など、高度な知識や責任を伴う国家資格・専門スキルが必要な職種は、700万〜800万円台の高水準となっています。
3.2 2. ITインフラおよび施工管理領域の強さ
現代の社会インフラである「IT基盤」を保守・管理する職種や、建設現場全体の安全・工程を指揮・管理する技術職(建築施工管理:679.1万円、土木施工管理:625万円)が高年収上位に集まっています。
3.3 3. 年収の開きは約500万円
最高額のシステムエンジニア(889万円)とガソリンスタンド・スタッフ(384.8万円)を比較すると、その差は約504.2万円に達します。同じ「現場の維持・管理」に関わる仕事であっても、手掛ける分野や役割によって評価体系が大きく異なることが伺えます。
4. まとめ
「整備・点検・管理」の職業は、私たちの社会生活や日常の安心を陰で支える欠かせない存在です。
今回ご紹介したように、整備対象が「デジタルインフラ」か「物理的な機械」か、あるいは「現場の施工・全体管理」を行うかによって、年収水準には違いが見られます。
今後のキャリア形成や転職活動においては、「どのような専門スキルや資格が求められる領域か」を意識しながら職種を見極めていくことが重要と言えるでしょう。
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参考資料
三石 由佳