2026年度における標準的な夫婦世帯のモデル年金額(厚生年金・2人分)は、月額23万7279円とされています。一方で、令和6年度のデータによると、厚生年金(国民年金を含む)を受給する方の実際の平均年金月額は15万289円でした。受給額には現役時代の働き方や収入による大きな個人差があるため、ご自身の見込み額を事前に確かめたうえで、老後に向けた積立計画を考えておきたいところです。
この記事のポイント
- 公的年金は1階の国民年金と2階の厚生年金という2階建て。1階は納めた月数、2階は加入期間と現役時代の収入で金額が決まるため、受け取る額には個人差が出ます。
- 2026年度は国民年金(基礎年金)が1.9%、厚生年金(報酬比例部分)が2.0%の増額改定。モデルとして示された金額は、国民年金の満額が1人分で月7万608円、厚生年金が夫婦2人分で月23万7279円です。
- 実際に受け取られている厚生年金の平均月額は男女全体で15万289円。ただし月額15万円以上を受け取っている人は49.8%で、全体の半分には届いていません。
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次ページでは、1枚目の表が示す「夫婦で約23.7万円」というモデル年金額に潜む注意点を深掘りします。この額は特定の働き方が前提で、実際の受給額とはズレが生じがちです。では年金の実態はどうなっているのでしょうか?受給額のリアルな分布を見ていきます。