海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、海外で動物保護をしているPawsitive RescueさんのInstagramアカウント「@pawsitiverescue.page」の投稿。

道端で助けを求めるように近付いて来た「重度の疥癬(かいせん)と骨盤骨折で弱っていた猫が、保護されて動物病院で治療を受け、回復していく姿を動画で紹介してくださっています。

執筆時点で11万1000回再生、約1万1000件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、猫の飼育費用は月平均どのくらいかについても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

日野 いとり
猫たちに餌やりをしていた投稿者の目の前に1匹の猫が近付いてきます。ぎこちない歩き方をしており、よく見ると重度の疥癬(かいせん)にかかっているようで、お腹もひどく膨らんでいるように見えます。投稿者が猫を保護して動物病院へ連れていくと、レントゲンの結果、骨盤骨折していることが原因でひどい便秘になっていることが分かりました。猫は動物病院に5日間入院して治療を受け回復、その後は投稿者の自宅で保護されています。
この記事の3つのポイント
  • 道端でぎこちない歩き方で近付いてきた猫を保護。重度の疥癬と異常なお腹の膨らみに気付き、動物病院へ連れていき治療開始
  • 5日の入院で猫は少しずつ回復。手に擦り寄るほど懐き、退院後は投稿者の自宅で保護中
  • 保護猫を迎える前に。猫の飼育費用は月平均どのくらい?

1. 【道端でフラフラと近付いてきた猫】重度の疥癬と骨盤骨折、ひどい便秘による腹部の膨らみ…動物病院で5日間入院

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出所:<u><a href="https://www.instagram.com/reel/DcO-lefhwLr/" target="_blank">@pawsitiverescue.page</a></u>

出所:@pawsitiverescue.page

道端で猫に餌やりをしていた投稿者のところに、フラフラとぎこちない歩き方で猫が近付いてきました。

痩せた小さな体で、よく見るとひどい疥癬にかかっている様子…。さらにお腹も異常なほど膨らんでおり、明らかな違和感があります。

投稿者は猫を保護、動物病院へ連れて行きました。

レントゲンの結果、猫は骨盤を骨折してひどい便秘になっており、それが原因でお腹が膨らんでいることが判明しました。

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出所:<u><a href="https://www.instagram.com/reel/DcO-lefhwLr/" target="_blank">@pawsitiverescue.page</a></u>

出所:@pawsitiverescue.page

猫はそのまま動物病院で5日間入院し、少しずつ回復。

退院後は投稿者の自宅で保護されています。

撫でられて気持ち良さそうに顔を擦り寄せる様子から、とてもよく懐いていることが分かります。

毛並みも綺麗になり、より愛らしい姿になりましたが、まだ薬の投与は必要で治療は続くようです。

大切にケアされて、幸せに暮らしてほしいですね。

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

日野 いとり
まっすぐ投稿者の元へ進んできた猫は、救いを求めていたのかもしれませんね。保護された当時の不衛生で弱った姿を見ると胸が締め付けられます。保護して動物病院に連れて行き、治療を受けさせた投稿主の行動には頭が下がりますね。5日間の入院で退院した後もまだ治療は続いているようですが、健康状態は回復しているようなので本当に良かったなと思います。日本でも野良猫を見かけることはありますが、保護される子がいる一方で事故などで命を落としてしまう子もいます。海外であっても日本であっても、やはり子猫が人の世話なく野外で生きていくのは過酷なことに違いありません。小さな命を大切にする人が増えれば過酷な環境で生きざるを得ない可哀想な野良猫は減っていくはずです。猫に限らず生き物を飼うときは生涯お世話することを覚悟して迎え入れ、家庭環境が変わって飼えなくなってしまったときは責任を持って次の飼い主さんを探すなどの対策が必要ですね。

2. 保護猫を迎える前に。猫の飼育費用は月平均どのくらい?

過酷な状況から救われた動物たちの姿は、これから猫を迎えたいと考えるきっかけにもなります。ただし、迎えた後には毎月の飼育費がかかることも忘れてはいけません。

猫1匹あたりの月間支出額は「2021年の9138円」から「2025年には1万1865円」まで増加し、5年間で約29.8%上昇しています。

中でもフード関連の支出は全体の約55%を占め、主食とおやつを合わせた費用も年々値上がりしています。

私はアナリストとして、数字は「合計」より「中身の分解」で見ると発見が多いと考えてきました。ペットフード協会の令和7年(2025年)全国犬猫飼育実態調査では、猫1匹あたりの月間支出は1万1865円。2021年の9138円から5年で約29.8%、金額にして2727円増えています。

(中略)

一方で、猫を飼いたい理由の1位は「癒し・安らぎが欲しい」で50.5%。それでも飼えない理由の1位は「集合住宅で禁止」の31.3%、次いで「お金がかかる」の26.1%でした。つまり、立ちはだかる壁は費用だけでなく、住環境も大きいのです。迎えるか迷っているなら、月1万2000円という数字を出発点に、住まいの条件や、長く続けられる家計かどうかまで含めて眺めておくと、後悔のない判断ができるのではないでしょうか。

猫の飼育費用は4年連続で増加傾向、月1万1865円に。「飼えない理由」1位は集合住宅の禁止31.3%
猫の飼育費用は4年連続で増加傾向、月1万1865円に。「飼えない理由」1位は集合住宅の禁止31.3%

無理なく長く一緒に暮らすためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。

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参考資料

日野 いとり