DIYテクニックを発信しているInstagramerが、築50年の実家のキッチンの一角にダイソーの木製お皿立てなどで作った「調味料ラック」を設置して、便利な収納スペースへと変身させる動画を投稿して、Instagramで話題になっています。
動画を投稿したのは、「@choko_kurashi」さん。
投稿された動画は執筆時点で約7万5000回再生されるなど注目を集めています。
そこで、LIMO編集部は「@choko_kurashi」さんに許可をいただき、気になる本投稿のポイントをご紹介!
また記事中では、DIYにも関連する家の「資産価値」についても解説していきます。
※投稿の画像は【写真】リンクをご参照ください。
※今回ご紹介する投稿は、投稿者様の掲載許可を頂いております。
工具を使わずに輪ゴムで仮止めしながら仕上げていく工程も、手軽に取り入れやすい作例です。記事後半では、住まいの『資産価値』を左右する土地資産の統計データについてもあわせて紹介しています。
- ダイソーの木製お皿立てと板で作る、高さ調整式の調味料ラック
- 棚板の高さを自在に変えられ、フックで調理道具も収納できる仕組み
- DIYが、家の「資産価値」を守る場合も
1. 【100均DIY】ダイソーの木製お皿立てで作る「調味料ラック」
「@choko_kurashi」さんは、築50年の実家をよみがえらせるため、簡単DIYや100均収納で整える工夫を発信している3児のママInstagramer。
子育て中でも散らかりにくく、家族全員が快適に過ごせる空間づくりを目指しています。
今回の動画では、ダイソーの木製お皿立てなどを使って、高さを自由に変えられる「調味料ラック」を製作する工程を紹介しています。
調味料の置き場所って悩みますよね。作業台に直置きすると生活感も出てしまいがちです。
変身前の調味料コーナーは、作業台の上にボトルや袋がそのまま並べられ、雑然とした印象のスペースになってしまっていました。
まずは、ダイソーの工作用の板(B-9)2枚に、リメイクシートを貼り付けて木目調に仕上げます。
つぎに、左右の支柱として使うため、ダイソーの木製お皿立てを2段に組み合わせます。
さらに、この支柱の間に、木目調に仕上げた板を渡します。このとき、工具は使わずに接着剤のみで接合させているのがポイントです。
ただし、このままだと接着剤で固定した部分が浮いてくるため、輪ゴムを使って接合箇所を一時的に固定します。
接着剤が乾いたら輪ゴムを外し、調味料の一部をダイソーの容器などに移し替えてラックの上下の棚に並べれば完成です。
はたして、@choko_kurashiさん家の調味料コーナーはどのように変身したのでしょうか?
DIY後の調味料コーナーは、雑然と置かれていた調味料ボトルや容器がラックにまとまり、すっきりとした収納スペースへと変身しました。
この「調味料ラック」は、支柱に木製お皿立てを使用しているため、左右の横棒を利用して棚板の高さを自由に変えられます。
そのため、調味料の大きさに合わせて棚板の位置を変えられるのが便利なポイントです。
ただし、投稿者によると、使用した板は柔らかい素材のため、あまり重たいものを置くのは避けたほうがよいとのことです。
さらに、側面にはフックも取り付けられるため、菜箸やお玉などの調理道具を吊り下げて収納力を高められるのも魅力的ですね。
@choko_kurashiさん、掲載のご許可をありがとうございました!
2. 接着剤の強度を引き出す!輪ゴムが「クランプ」の役割に
今回のDIYで非常に合理的かつ理にかなっているのが、「接着剤が乾くまで輪ゴムで固定する」という工程です。
木材を接着剤だけで組み立てる際、実はただ塗って合わせるだけでは十分な強度は出ません。木材同士をしっかりと押し付ける「圧着」を行うことで、接着剤が木材の繊維の奥深くまで浸透し、硬化時の強度が飛躍的に高まるという構造的特性があります。
通常の本格的なDIYでは「クランプ」と呼ばれる専用の締め付け工具を使用しますが、小さな収納ラックや100均の薄い木材であれば、輪ゴムの収縮力が次のような圧着効果をもたらします。
- ズレ落ち防止: 接着剤が滑って板が傾くのを防ぐ
- 隙間の排除: 素材同士のわずかな隙間をなくし、面で接着させる
- 強度の向上: 接着成分を繊維に押し込み、硬化後の耐久性を上げる
特別な工具を買わなくても、家にある輪ゴムひとつでプロの基本技術である「圧着」を再現している点が、この調味料ラックづくりの隠れた成功の秘訣といえるかもしれません。
3. 著者からの一言コメント
作業台に置きっぱなしのボトルや袋は、便利なようで実はスペースを圧迫し、気づけば散らかった印象を与えてしまいますよね。
今回の「調味料ラック」は、木製お皿立てを支柱として使うという発想が面白く、既製品の収納グッズにはない自由な高さ調整ができる点に大きな魅力を感じました。
特に、接着剤だけで組み立てながら、輪ゴムで一時的に固定して乾燥を待つという工程は、工具がなくても再現しやすく、賃貸のキッチンでも試しやすい工夫だと思います。
実践する際は、接着剤がしっかり乾くまで輪ゴムを外さず、棚板に重さがかかる調味料を置く前にぐらつきがないかを確認しておくと安心です。
100円ショップのアイテムだけでここまで機能的な収納が作れると分かると、他の場所にも応用してみたくなる工夫です。
特別な工具がなくても、身近な100均アイテムの組み合わせ次第で暮らしは十分快適に変えられると、この投稿はあらためて教えてくれます。
4. 小さなDIYの積み重ねが「住まいの価値」を育てる
100円ショップのアイテムを組み合わせた調味料ラックづくり。こうした身近なDIYは、毎日の家事を少しラクにしてくれるだけでなく、住まいに対する私たちの「意識」を大きく変えてくれます。
自らの手で空間を整え、不便を解消していくと、自然と家全体への愛着が湧き、日々の細かな汚れや傷みにも早く気づけるようになります。「ここも直してみよう」「少し手入れをしよう」という自発的なメンテナンスの連鎖こそが、建物の劣化を防ぐ最も有効な手段なのです。
実はこうした日々の手入れや空間づくりへの意識は、ミクロな生活の工夫にとどまらず、マクロな視点で見れば「家全体の資産価値を守る」という大きなテーマに直結しています。
ここからは、DIYの意識が家計や資産にどう関わってくるのか、日本の住まいを取り巻くリアルな統計データとともに紐解いていきましょう。
5. DIYが、家の「資産価値」を守る場合も
国土交通省「令和5年世帯土地統計 結果の概要」によると、世帯が所有する全国の土地資産総額は「約644兆7000億円」にのぼり、その「約65%(約421兆3000億円)」を現住居の敷地が占めています。
日々の手入れやDIYで住まいを快適に保つことは、建物の劣化を防ぎ、家計の土台となる資産価値を守ることにもつながります。
ここで、投資の視点から二つ補足します。一つは、建物は時間とともに価値が下がる"減価する資産"だという点です。だからこそ、記事がいうDIYや日々のメンテナンスは、単なる節約ではなく『価値の目減りを抑える』行為――いわば資産を守るための小さな利回りを生む投資だと捉えられます。もう一つは、その資産価値が立地に大きく左右されることです。1世帯当たりの土地資産額は、全国平均2347万円に対し東京都は5884万円と、約2.5倍
また、これからDIYに挑戦したいという方は、工具や木材の選び方から解説した「DIYの始め方完全ガイド|棚・テーブル・壁づくりまで初心者向けに解説」も参考にしてみてください。
※当記事は、話題となった情報をお伝えすることを目的としています。DIYを行う際は安全対策を徹底し、専門知識を持つ人がいない場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。
※本サイトは当記事内で扱う投稿において、DIYによる事故や損害について明示的または暗示的に保証いたしません。
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参考資料
松村 ダニエル





