海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。
今回ご紹介するのは、ポートランドで動物保護をしている「Street Dog Hero」のInstagramアカウント「@streetdoghero」の投稿。
今回は、家族の帰りをずっと待ち続けていた犬が保護され、温かな家族に迎えられて新たな生活を始める様子を動画で紹介してくださっています。
執筆時点で約520件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。
また記事中では、レスキューされた動物たちの回復に欠かせない存在である獣医師や動物看護の年収についても解説していきます。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

- 空き家の前で置き去りにした家族の帰りをずっと待ち続け、安全な場所へ救助された保護犬
- 一時預かりボランティアの予定から正式な家族となり、新たな幸せをつかんだ現在
- 「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?
1. 置き去りにされていた犬を保護
海外のSNSで話題になっているのは、メキシコの空き家の前に置き去りにされた犬を保護し、新たな幸せを手に入れる様子です。救われたメス犬の名前は「Peppa(ペッパ)」。
投稿者によると、ペッパは数週間もメキシコ・サン・パンチョにある空き家の前で、自分を置き去りにした家族が戻ってくるのを待ち続けていたそうです。
しかし、何日経っても家族が現れることはありませんでした。
その後、保護団体がペッパを発見し、近くの交通量の多い道路で事故に遭う前に無事保護したといいます。
投稿者は、ペッパが新しい家族と出会えるよう、アメリカへの移動を手伝ってくれるフライトボランティアをSNSで募集しました。
そして、その呼びかけに応じた協力者が現れ、ペッパは無事にアメリカ・オレゴン州へ渡ることができたといいます。
2. 家族を待ち続けた保護犬がつかんだ幸せ
当初は里親宅で一時的に預かってもらう予定でしたが、里親家族はペッパに一目惚れし、そのまま正式に家族として迎え入れることを決めたといいます。
数々の困難を乗り越えたペッパは、現在、待ち望んでいた「永遠の家族」のもとで新たな生活をスタートさせています。
新たな家族と過ごす様子から、幸せな生活を送っていることが伝わってきます。
コメント欄を見ると
- 「なんて素晴らしい話!ハッピーエンド!」
- 「とても素敵な家族。幸せな人生を過ごしてね」
など、ペッパの新たな家族を称賛するコメントが多く集まっていました。
――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。
3. 著者からの一言コメント
4. 「命を救う現場」の経済事情。獣医師と動物看護師のリアルな年収
厚生労働省「令和7年 賃金構造基本統計調査」を元にした就業者統計データによると、全国の獣医師の平均年収は680万5000円(平均年齢38.7歳」、動物看護従事者の平均年収は351万9000円(平均年齢38歳)です。
ハードな業務に対して動物看護師の過半数が給料に不満を抱く実情もありますが、2022年の愛玩動物看護師国家資格化などを背景に、今後の待遇改善や推移が注目されています。
同じ38歳前後という年代でありながら、獣医師と動物看護師の年収には大きな開きがあります。
ここで注目したいのは、同じ年代でありながら両者の差がおよそ1.9倍にのぼる点です。専門性と資格の違いが、そのまま年収差として表れていると読めます。実際、日本動物看護職協会の調査では、給与に『不満』『非常に不満』と答えた方が合わせて54.5%と過半に達しています。ただ、2022年に『愛玩動物看護師』が国家資格化されたことは、担い手の専門性に裏づけを与え、参入のハードルを設ける動きでもあります。こうした資格化は、一般に中期的な待遇の下支え要因になりうると私は考えています。
参考資料
- 厚生労働省「職業情報提供サイト job tag」「獣医師」
- 厚生労働省「職業情報提供サイト job tag」「動物看護」
- 一般社団法人 日本動物看護職協会「動物看護師の勤務実態に関するアンケート調査」
- @streetdoghero
小泉 柚乃



