海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がTikTokで注目を集めています。
今回、LIMO編集部がピックアップするのは、タイを中心に活動する動物保護団体「Happy Doggo」のナイルさんのTikTokアカウント「@happydoggoniall」の投稿。
高齢と病気を理由に捨てられた犬が、運命の家族との出会いを果たし、シェルターを旅立っていく様子を動画で紹介してくださっています。
執筆時点で2万8000回再生、約3600件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。
また記事中では、レスキューされた動物たちの回復に欠かせない存在である獣医師や動物看護の年収についても解説していきます。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
- 高齢と病気を理由に捨てられたドーリィは、シニアであることから引き取り手が見つかりにくいと考えられていたこと。
- あるカップルと運命の出会いを果たし、レスキューたちに見送られながら新しい家族の元へ旅立ったこと。
- 「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?
1. 高齢で捨てられた保護犬が運命の家族に出会うまで
海外のSNS(@happydoggoniall)で、高齢と病気を理由に捨てられた犬が運命の家族と出会うまでの感動的なストーリーが話題を呼んでいます。
4か月ほど前に道端で保護されたドーリィは、毛が抜け落ちて肌に傷跡が残り、耳はただれて出血している痛々しい状態でした。シニアの保護犬は引き取り手が見つかりにくく、施設スタッフも「ここが彼女の終の棲家になるかもしれない」と考えていたそうです。
ところがある日、施設を訪れたあるカップルとドーリィは運命の出会いを果たします。ドーリィがそっと歩み寄り、2人が優しく撫でると気持ちよさそうに目を細めました。その穏やかなひと時にカップルはすっかり心を奪われ、家族として迎えることを決意したのです。
スタッフからの祝福を一身に受け、新しい家族のもとへ旅立ったドーリィ。コメント欄には「これからは愛に満ちた幸せな毎日を送ってね」と、彼女の温かな門出を祝う声が数多く寄せられています。
――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。
2. シニア犬に優しいペット用品の機能性と構造
ドーリィのようなシニア犬を新しい家族として迎える際、愛情とともに大切になるのが「暮らしやすい環境づくり」です。とくに室内で過ごす時間が長くなる高齢犬の場合、ペット用品の素材や構造にこだわることで、日々の生活をより快適にサポートできます。
なかでも、睡眠時間を過ごすペット用ベッドには、以下のような機能性を備えたものがおすすめです。
- 体圧分散性に優れたウレタン素材:身体の一部に負担が集中しにくい構造で、長時間の休息をサポート。
- 段差が低く設計された形状:足を高く上げなくてもスムーズに出入りできるよう、エントランス部分が低くデザインされている。
- 取り外し可能な撥水カバー:万が一汚れてしまっても、すぐにカバーを外して洗濯できるため清潔さを保てる。
また、フローリングの床材は犬が滑りやすいため、表面に微細な凹凸加工(エンボス加工)が施されたジョイントマットや、裏面に滑り止めシリコンがついたカーペットを敷き詰めるのも効果的です。こうしたインテリアや生活雑貨のちょっとした工夫が、保護犬にとって安心できる「終の棲家」を作ることへと繋がります。
3. 著者からの一言コメント
4. 命を繋ぐ現場の裏側!スタッフを支える「待遇のリアル」
傷つき、人に怯えていた保護犬が心を開き、新しい家族と共に歩み出す――。その感動的な門出の裏側には、動物たちに寄り添い、懸命にケアを続ける専門スタッフたちの存在が欠かせません。
しかし、こうした命を救う最前線の現場を支えているのは、熱意と愛情だけではないのが現実です。高度な専門知識を持ち、時には昼夜を問わず動物の命と向き合う獣医師や動物看護師たちが、長く安心して働き続けられる環境づくりは、動物保護の持続可能性において非常に重要な課題となっています。
では、実際に私たちの社会で動物たちの命を預かる専門職の人々は、どのような経済的環境で働いているのでしょうか。ここからは、獣医師や動物看護師の「リアルな年収と待遇」についてのデータを見ていきましょう。
5. 「命を救う現場」を支える専門職の経済的リアル。獣医師・動物看護の年収はいくら?
厚生労働省「令和7年 賃金構造基本統計調査」を元にした就業者統計データによると、全国の獣医師の平均年収は680万5000円(平均年齢38.7歳)、動物看護従事者の平均年収は351万9000円(平均年齢38歳)です。
ハードな業務に対して動物看護師の過半数が給料に不満を抱く実情もありますが、2022年の愛玩動物看護師国家資格化などを背景に、今後の待遇改善や推移が注目されています。
同じ38歳前後という年代でありながら、獣医師と動物看護師の年収には大きな開きがあります。
ここで注目したいのは、同じ年代でありながら両者の差がおよそ1.9倍にのぼる点です。専門性と資格の違いが、そのまま年収差として表れていると読めます。実際、日本動物看護職協会の調査では、給与に『不満』『非常に不満』と答えた方が合わせて54.5%と過半に達しています。ただ、2022年に『愛玩動物看護師』が国家資格化されたことは、担い手の専門性に裏づけを与え、参入のハードルを設ける動きでもあります。こうした資格化は、一般に中期的な待遇の下支え要因になりうると私は考えています。
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参考資料
- 厚生労働省「職業情報提供サイト job tag」「獣医師」
- 厚生労働省「職業情報提供サイト job tag」「動物看護」
- 一般社団法人 日本動物看護職協会「動物看護師の勤務実態に関するアンケート調査」
- @happydoggoniall
八木 七音

