老後資金…本当に必要な額は2000万円?1億円?その根拠と貯蓄の方法

老後資金に必要なのは2,000万円とも1億円ともいわれていますが、実際のところいくら準備しておけばよいかというのは誰もが悩むポイントではないでしょうか。今回は厚生労働省の資料などをもとに老後資金としていくらの貯蓄が必要か、それを貯めるにはどうすればよいのかを考えます。

老後に得られる収入

老後に必要な資金の計算は極めてシンプル。ステップは以下の3つです。

ステップ1:老後に得られる収入
ステップ2:老後の支出合計
ステップ3:収入合計から支出合計を差し引いた不足分=老後に向けて貯蓄する必要のある金額

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まずはステップ1の「老後に得られる収入合計」について考えてみます。老後の収入として一般的な収入源は年金ではないでしょうか。2018年12月の厚生労働省の「平成29年(2017年)度厚生年金保険・国民年金事業の概況」を見てみましょう。

2017年度末の厚生年金保険(第1号)の平均年金月額は14万7,051円。また、国民年金の平均年金月額は5万5,615円でした。

たとえば、夫が定年退職まで企業に勤め、その間に専業主婦であった世帯の場合、先ほど見た年金額を単純に合計すると20万2,666円となります。独身、共働き、退職の時期など考慮すべき点はたくさんありますが、ここでは仮に世帯当たり月に20万円の年金収入があると考えてみましょう。

年金を20年受け取るのであれば受給額は20万円×12カ月×20年¬=4,800万円、年金を25年受け取るのであれば受給額は6,000万円という計算になります。

老後の支出合計、1億円必要という根拠は?

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LIMO編集部

LIMO編集部は、個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディアでの運営経験者等を中心に立ち上げ。その後Longineのサービスは2020年3月に終了となったが、Longine編集部のメンバーは引き続きLIMO編集部のメンバーとして在籍し、お金のプロとしてコンテンツ編集や情報を発信しています。LIMO編集部は、証券・金融業務メンバーに業界紙出身の新聞記者などもメンバーに加え、国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報をわかりやすくお届けします。