まずは施設によって、赤ちゃんウェルカムなところから、おむつが外れた子どもからOKというところまで、様々なルールがあるので、そこをチェック。

また子どもは、テンションが上がると走りたくなることが多いです。いつもと違う、広いお風呂なんて、走りたくならずにはいられません。でも、濡れているから、ちょっとしたことでも滑りやすいし、他のお客さんの迷惑にもなります。

だから、口を酸っぱくして「走らないでね」「ジャンプしないでね」と言うことは大切です。

あとは、むやみにお湯をバシャバシャ……など、他のお客さんに迷惑がかかるようなことは、逐一注意。飽きてくると、そういった行動になりやすいので、子どもの様子を見て早めに出るようにしています。

「そんなことをしていたら、のんびりできないんじゃない?」とも言われそうですが、たしかにそうです。でも、それでも、家でお風呂の用意をする負担が減ることや、気分転換ができることを考えると、筆者としては銭湯や温泉に行くことに軍配が上がります。

おわりに

このことに限らずですが、子育てをしていると「どちらも大変なことには変わりない。それならどちらを取る?」と天秤にかけなければならないことがしばしば。結果、「家でお風呂の用意をした方がラク」「たまにお泊まりに行った方がラク」と思う人もいるかもしれません。家庭環境にもよるでしょう。

そんな中で、筆者の“平日銭湯”スタイルが参考になる人がいれば幸いです。自分にとってなるべくラクで、子どもにとっても楽しいスタイルを、天秤にかけながらチョイスしていきたいですね。

高橋 美穂