6. 水やりのベストタイミングは、やはり朝

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著者撮影

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改めて、夏の水やりの時間帯についてお話しますね。夕方の水やりも乾燥防止には役立ちますが、病気や根腐れを防ぐという観点からは、やはり朝の時間帯にメリットがあると感じています。

花の水やりは夕方でも問題ないのですがが、どうしても真夏の時期は、夕方の水やりによって鉢内が高温多湿の梅雨のような状態を作り出してしまうことになります。

花が傷んだり、根腐れしたりと、夜間は高温多湿の世界となります。

そのため、可能であれば朝に与えるのがベストです。朝のうちにたっぷり水を与えておくことで、日中の過酷な暑さを耐え抜く活力を植物に蓄えさせることができます。

7. 常識外れの暑さには、水やりも常識はずれで対応するのがいいかも

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年の一年に一度ともいえるような厳しい猛暑に対しては、従来の園芸のルールに固執せず、植物の状態に合わせた臨機応変なケアが求められます。

常識外れの猛暑が連日続いて雨が10日くらい降らないこともあるわが家の庭。そんなときの対応は、「与えてはいけないといわれる日中でも水やりする」ということもしています。もちろん、その場合は鉢の温度が下がるよう、じっくりたっぷりと水を与えるようにしていますよ。

また、地植えの芝生なども日中に水切れしてチリチリと葉が巻いて水切れサインが出ている場合がよくあります。
こんなときは気にせず大量の水を与えます。もちろん日中でも、見つけたときにはすぐ与えるようにしています。近年の暑さには、これくらいの対応も必要かもしれませんね。

わが家でも、真夏に強いけれど水切れしやすい「スーパートレニア カタリーナ」(PW)を、地植えや鉢植えで育てていますが、この「日中のたっぷり水やり」によって、過酷な夏を何度も無事に乗り越えてくれていますよ。

7.1 園芸歴約25年のガーデナーが教える〈夏の日中の水やり〉の注意点

もし、芝生や植物の状態をチェックして「これは日中に水やりをしたほうがいいかも」と思った際は、次をチェックしながら実践してみるのがおすすめです。

まず芝生の葉に水切れのサイン(葉ががチリチリと巻いている)をみつけたら、芝生の状況や土壌の状態をよく見極めて水やりをしてくださいね。日中に与える場合はとくに、まずは小さなエリアで試すなど、慎重に実施してください。

続いて、日中に植物に水やりする場合も同様です。暑さに弱い品種や、すでに根腐れを起こしている株に対して、日中の水やり行うと、逆効果になる場合もあります。まずは「植物の状態」を観察しながら、実践していくのがいちばんの近道ですので、よく観察しながら、水やりを実践してみてくださいね。

8. 園芸歴約25年のガーデナーが実践する〈夏の水やり〉まとめ

「真夏に花が水切れでしおれている」
「芝生がしおれて茶色気味になってきている」
こんなときなどは、夏場は朝夕が原則であるという水やりの基本を見直してみることも必要かもしれません。

一度枯れてしまった花は元には戻りません。だからこそ、しおれているのを見つけたタイミングで、できることをして何とかしてあげたいですよね。

近年の猛暑は、日中の炎天下であっても、花がしおれて枯れそうなら水やりしてあげることが必要だと感じ、私は実践しています。その際は、鉢の温度が下がるほどたっぷり水を与えることが大切です。加えて、鉢植えなら、日陰(半日陰など)に移動しましょう。

ただし、これらはあくまで「わが家」の栽培環境における経験から生まれた非常時対策です。一概にすべての植物や環境で推奨されるものではないため、ご自身のお庭やベランダの環境、そして愛着のある草花の性質に合わせ、自己責任のもとで、様子を見ながら優しくお世話をしてあげてくださいね。

年々気温が常識外れになってきていますので、花の水やりもしおれているときに、非常時や常識にとらわれないのもいいかもしれません。

真夏の猛暑で花がしおれてしまったときは、基本にとらわれず日中でもたっぷり水やりをするのがポイントです。夜の水やりや日陰への移動も組み合わせて、常識にとらわれないお手入れで、大切に育てた花を元気に守ってみてはいかがでしょうか。

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